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【ネタバレ】ねじまきカギュー 154 感想【注意】

第百五十四話話 完全な障害

森「カギューちゃん」

「カモキュンは何しにいったと思う?」

「○にに行ったの」

十兵衛「はっ 離せっ・・!」

カモを追いかけようとするも森に阻まれる十兵衛

十兵衛「!?」

ド・・・

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遂には何も攻撃を受けていない筈だが 前のめりに倒れてしまう

森「理解りなさい カモキュンの気持ちを」

「一番つらいのは彼よ?自分の意志で愛するあなた達を卒業させなくちゃならないんだから」

「尊重なさいカモキュンの意思を たとえその結末が自○だとしても」

「愛する人の望みは叶って欲しいものでしょ? カギューちゃん私も同じ・・・ね」

十兵衛「違う・・・!森先生の好きと己の好きとは全然違うんだ・・・!!」

「お前からは何も感じない!!カモ兄ちゃんを好きだって気持ちを・・・!!」

倒れこんだまま叫ぶ十兵衛

「ううッ・・!動け!動け!!カモ兄ちゃーんっ!!」

森「ダメ? 私の愛じゃ」

笑顔で森が再び話し始める

「カモキュンを愛してたのはホントよ」

「その前は二千恵理事長」

「どうしてこんな好みだと思う? それはね」

「完全なものは 不完全なものを愛するから」

 

「ねえカギューちゃん 欠陥が何も無い人間の人生を想像できる?」

「レベルMAXで始まってしまったバグったゲームと一緒 どんな敵が現れてもちっとも苦戦しないの」

「努力も 挫折も 敗北もない」

「成長の喜びも 勝利の喜びもない」

「そんなクソゲー超つまらないでしょ?」

「それ 私の人生 だから個性を求めるの」

「個性・・・ 個性とは不完全さ」

「人は不完全なものに心惹かれる」

「ミロのヴィーナスや サモトラケのニケの様に」

「足りないから求める 満たされるために補完する ”完全”を想像する」

「100人居たら100通りの”完全”がある」

「その可能性は無限大」

 

「私はいわばカッティング済みのダイヤ これ以上の可能性はゼロ」

「だから人一倍未来有望な原石(あなた達)が魅力的に映る」

「私が二千恵理事長を愛したのも カモキュンを愛したのも彼らが不完全だったから」

 

「不完全な人間が 壁を乗り越えようとしてもがく その極限の姿を見ること」

「それこそが 私の人生を唯一満たしてくれる娯楽(エンターテイメント)」

 

「遊びなの 人を愛してみたくなるのも全部」

「全部 全部」

「私は ○ぬまで暇だから」

チュプ

指をくわえ 唾液を見せる森

森「カギューちゃんの体内に入れたのは これを1万倍に薄めたもの」

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毒蜜(トキシシロップ)

「卒業式の最中 カモキュンはこれを1滴採取した」

「もう助からない 解毒剤なんてものもない 時限爆弾は100%爆裂する」

「今からカモキュンに会いに行こうが ここで諦めようが結果は変わらない」

「この世には いくら愛があっても 不可能なことがあるの」

 

「死別」

「愛しあうもの必ず訪れる 最大の障害」

「さあ見せて?カギューちゃん」

「これまでみたいに愛の無敵さで乗り越えて見せて?」

「私を楽しませて?」

 

「私は 森めめ」

「不完全なあなたの 越えられない完全な障害」

「もう二千恵理事長もカモキュンもおしまい もう冷めちゃったもの」

「今愛してるのはカギューちゃん あなただけよ」

「最高に不完全で 最高に愛おしい」

 

「思いは人を強くするらしいけど 私は思いがなくても強いからそれが本当かどうかはわからない」

「だから乗り越えて見せて?」

「障害が大きければ大きいほど愛は燃えるものでしょ?」

 

十兵衛「越えられるかどうかは己が決める!!」

森を睨みつける十兵衛

「お前が嘘を言っていないのもわかる・・・」

「でも・・・お前の言うとおりになんかさせない・・」

「お前がなんと言おうと・・」

「己は己が○ぬまで 己の可能性を信じ続けるぞ!!」

「カモ兄ちゃんが○ぬ運命だって言うなら 己がそれを変えてみせる!!」

「うあああああああああああッ!!!!」

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