【ネタバレ】銀魂 625 感想【注意】

第六百二十五訓 「博打は儲けを考えず遊び範囲内で計画的に打ちましょう。」

王蓋の回想

バキィ!!

王蓋の角が折れる音が響き渡る

王蓋「まっ…待て ど…どこにいくつもりだ 掟を破り 団を捨て どこで生きていくつもりだ」

王蓋の周りに横たわる荼枳尼族

王蓋「お前の所業を見よ この血塗られた大地がお前の居場所を物語っている

荼枳尼の神 『イゴルの最高傑作』 『神の角』とまで言われたお前が戦場を捨てるのか」

 

王蓋の角を折った荼枳尼

「こんな神の角『ほしければくれてやるさ

俺達は一体幾つ星を荒野に変えてきた 一体幾つ星に咲いた命を摘み取ってきた

俺達荼枳尼が戦うために生まれ戦うために生きてきたように

俺達に摘まれた命もまた何かのために咲こうとした命であったはず

そんな当たり前の事に俺は長らく気づかなかった

俺は俺達が積んできた命が 生きてどんな花を咲かせるか 見てみたくなってしまったのだ」

 

王蓋「…やはり他の連中の言った通りだ お前 惑星瑚珀で寄生種にとり憑かれ治療を受けていたらしいな

確か脳に根を張る寄生植物だとか…依頼お前の様子がすっかり変わってしまったと…」

王蓋の角を折った荼枳尼

「変わったのではない ――咲いたのさ この俺の花も」

 

王蓋

――そう一本目はあの男だった

この角と共に我が誇りを砕き消えた伝説

後にも先にも恐れというものを感じたのはあの時だけだった

折れた角を戒めに 我は…団は強くなった

もう二度とこの誇りを失わぬために

なのに何故 再び角は折れた 何故再び我等は…

歌舞伎町の人達に襲われ逃げ惑う荼枳尼族兵士

恐れている

 

戦場に荼枳尼ありと新たな伝説をうちたてた我等が

かくの如き 地球人どもを…!!

 

いや恐れているの荼枳尼だけではない

 

辰羅兵「!!」

白目で倒れている蒼達に気付く

辰羅兵「……頭が!?」

辰羅兵「引けェェェ!!」

辰羅達は下がっていく

 

地球人は一体何だ

 

月詠「逃がすなァァ!!」

逃げる辰羅達を追撃する月詠達

 

伝説でも何でもない脆弱な生物が

名だたる戦闘部族を何故ことごとく……

 

王蓋は昔に言われた事を思い返す

『俺達が摘んだ命も何かのために咲こうとした命であったはず』

 

我等は戦うために生まれ 戦うために生きてきた

ならば地球人は何のために生まれ 何のために生きている

戦うために生まれたワケでもない地球人が 何故我等を恐れさせる

 

地球人 その花の名は何だ

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