【ネタバレ】マギ 340 感想【注意】

第340夜 見極める戦い

 

絶対的な自信を持つ神(シンドバッド)。虚偽と信望の信念を計る問答の行方は!?

シンドバッド「汝に問う。理不尽な世界では何を疑い何を信ずるべきか?」

白龍「己以外の存在を信じろ。なぜなら正しさとは生きている間に何度も変化するからだ。
難儀なことにな…」

シンドバッド「白龍くん… それは…王者の責任の放棄ではないのか?

王とは正しさを掲げ、大勢を率いて前に進まねばならない。王者の正義が揺らげば、他の者も迷ってバラバラになろう。」

白龍「しかし、王者の正義そのものが間違っていた場合は?」

シンドバッド「なに?」

白龍「正しさは変わってしまう。例えば、かつて煌帝国では軍事により勢力を拡大することが正義だったが、それも時代に沿わなくなった。
俺は、復讐を大義に掲げ兵を起こしたが、殺す相手がいなくなったとたんに自分を保てなくなってしまった。
お前はどうなんだ?」

シンドバッド「………………………」

白龍「己の正義が絶対に揺らがないと言えるのか? 自分が道を違えているかもしれないという不安はないのか? それとも神になれば…そんな不安からは解放されるのか?」


白龍「むしろ俺が問いたい。教えてくれ、シンドバッド王よ。」

シンドバッド「……………………」

シンドバッド「白龍くん…」

白龍「はい?」

シンドバッド「俺が問いかけをするために君たちを聖宮へ呼んだんだ! 問いかけで返してくるとは君は不遜なやつだな!」

白龍「それはどうも。」

シンドバッド「俺は自分を信じているよ。」

白龍「なぜ?」

シンドバッド「俺は世界から戦争を失くす為に行動してきた。そしてその通りに成し遂げた…
誰にも実現できなかったことをやったという自負があるよ。
昔から俺にはなんとなく見えたんだ。どうすればいいのか。」

白龍「『運命』が?」

シンドバッド「ああ!アラジンが『アルマトラン』の歴史を見せてくれた時に確信が持てたんだ。
『運命』の存在そのものにな…」

白龍「だから、自分以外の仲間を信じていないのか?」

シンドバッド「俺は仲間を信じているさ!」

白龍「だが仲間のことを自分より小さく弱い存在だと思っているのだろう?」

シンドバッド「………………」

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