【ネタバレ】テラフォーマーズ 38 感想【注意】

#38 SOFT AND HARD 鉄のハート

 

弓を構える風邪村
ナレーション~

「・・・彼らは言う」

「よく見て狙う・・・・・」「・・・のではないと」

「中る時というのは」

「放つ前に中っていると・・・」

風邪村の矢が上空のゴキを射抜き、ゴキたちは落下する

上空で様子を見守るヘリ
ヘリ「・・・チッ・・・」

「一度内陸までくい込んだゴキブリ共が」

「また散っていく・・・」

「紀伊半島に拠点を築くのは困難と判断したか・・・?」

 

風邪村「・・・・・」

海老塚「・・・・・」

泣きながら(イッキちゃん・・・)

(良かった・・・また・・・)

(生きて戻ってきてきれて・・・)
海老塚に歩み寄りながら

風邪村「・・・エビちゃんさ・・・やっぱり・・・」

「綺麗だよね・・・」
海老塚「・・・・」

「・・・はい?」
風邪村「所作がさ・・・・」
海老塚「えっ、あ・・・ああ・・・所作がね・・・」

(イッキちゃんに言われたくないけど・・・)
風邪村「可憐さを演出していない」

「・・・なのに可憐だ」
「人工的な女性性を付加していない」

「かと言って粗野でもない」

「ただ『清潔』」
「押しつけではない本人の人格から来る『淑やかさ』がある」
海老塚「・・・あっ・・・りがとう・・・?」

「な・・・急に何を言いたいのか分からないけど」
風邪村「・・・うん」

「いいんだ」

「護れて良かった」

 

場面が変わり南極

【数か月前】

南極 中国国立調査隊 第八拠点「零度」跡地・・・
鉄分サプリを手にするゴキ

(ポリ ポリ)

「・・・・・」

口に入れ、ポイと投げ捨てる
別の米国製のサプリの瓶を手にするゴキ

(ポリ ポリ)
ゴキ「じょうじ!」

美味しかったようだ

他のゴキたちも運び始める

「じょうじ」「じょうじ」

 

 

場面が変わり、サムライソードの糸を切り落とすゴキ

サムライソードは既に攻撃を受けてボロボロの状態

 

ナレーション~

【鱗船霊貝】

インド洋の海底火山付近に生息する

「スケ―リーフット」の通称で知られる巻貝である

2001年に初めて発見され

足の部分が金属(硫化鉄)の鱗で覆われている事が話題を呼んだ

海底火山に含まれる鉄分と硫黄を取り込んでいるのは明らかだったが

肝心の〝どうやって体内で合成しているか〟は謎なのであった

続く2009年 日本の海底調査艦「しんかい6500」が新たな発見をする
「白いスケ―リーフレット」である・・・
後に調べたところ この『白』と『黒』は分類上 全くの同種

白い方は硫化鉄を身につけていないだけ・・・・・

にもかかわらず鱗の強度は〝白い方が高かった〟のである!!
キリンの首の長さをサバンナの木の高さとほぼ同じである

葉を食べるための進化なのだから必然ともいえる
もしキリンに過剰な栄養を与えても首が木の高さを大きく超えはしないだろう
・・・しかし
「黒いスケ―リーフレット」が金属を身に纏うメカニズムも不明なら・・・

「鉄を纏って何がしたかったのか」!?

また「鉄がもっと十二分にあれば白より硬くなれた」という

進化の途中だったのか!?

いずれも不明なままなのである

 

 

刀を握りなおすゴキ
人々「・・・あぁ・・・」

「もう・・・あの人も防戦一方だ・・・・・」
「ヤバいよ・・・・これじゃ避難バスがここに来る前に・・・」

 

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