【ネタバレ】はじめの一歩 1174 感想【注意】

Round1174 「サウスポー」

 

■魔術師――― かつて一歩を苦しめた男――!!

一歩(フィリピン王者マルコム・ゲドー

距離を操り支配する 伸縮自在の左!)

 

王者マルコムの左にカウンターをぶちこむ挑戦者

ダウンするマルコム

 

一歩「……!」

八木「1R目にダウン この後 必死に立て直しを計る……が

リズムを失い流れを手繰り寄せるコトができず そのまま判定負け

知っての通りゲドーは左の名手 しかし終始刺し負け左は機能しなかった

左利き(サウスポー)との相性の悪さを露呈したと言える」

一歩(左利き(サウスポー……!)

鴨川「相性の悪さだけではない まだ若いが確固たる技術を持っておる

フィリピンフェザー級新王者―――

アントニオ・ゲバラ

この男がキサマの再起戦の相手じゃ!」

一歩「はいっ」

 

いつもの土手で一歩と板垣がランニング中

一歩「どうしようどうしようどうしよう」

板垣「どうしたんですか!?」

一歩「再起戦の相手がサウスポーなんだよ」

板垣「へ―――

一歩「『へー』って簡単にながさないでよ」

 

板垣「そうか!先輩……サウスポーとの試合は初めてなんだ」

一歩「うん……スパーもほとんどしたコトなくて

茂田という人とくらいで しかもやられて 苦手意識しかないというか……」

板垣「サウスポーは絶対数が少ないですからねえ

経験不足が苦手意識生みますよね」

一歩「アマチュア歴のある人は あまり苦にしないと聞いたけど」

板垣「学生時代ボクの世代にはサウスポー多かったから むしろ得意ですよ」

一歩「教えて!!」

板垣「教える!? 左利き対策を!? ボクが先輩に!?」

一歩「だって全然わからないんだもの」

板垣「参ったな 自分より強い人に教えるなんて どうかと思いますよ」

しかめっ面で板垣の方を見る一歩

板垣「そうですね 大きな違いはですね

右利き同市で正対して構えると 左手左足が当然前になりますよね

左を打ってみて下さい」

一歩「うん」

バチッ

板垣「―――とまあこうなります

次にボクが左利きになりますね 右手と右足が前になります どうぞ 左を」

一歩「うん」

ゴチッ

一歩「あ!遠い! 遠いし前に出てる右手が邪魔! それに右足も邪魔!」

板垣「そうなんですよ

右利き相手だと拳と軸足が交互になりますから 左の刺し合いが成立するんですけど

左利きは頭の距離が遠い上に前に出ている拳も軸足も邪魔になります

面倒臭いコトに左利きは右利き慣れしていますからね

左を突いて距離を計ろうとすると―――」

右フックをひっかける コレが定石です」

一歩「ゲドーさんが倒されたヤツだ」

板垣「面倒臭いコトはほかにも色々…

左利きの右フックは死角から飛んでくるコトが多いんで見えずらいしよけずらい

おまけに大砲の左ストレートは顔面に真っ直ぐ飛んでくるから コレまた見えずらくよけづらい」

一歩「で・・・・」

板垣「どうしました?」

一歩「サウスポー 最強……

説明聞いていたら無敵にしか思えない 弱点が全然ないじゃない!」

板垣「うーん 無敵なら左利きは全員世界王者になりますよ」

一歩「あ・・・・」

板垣「攻略法はあるんです」

一歩「あるの!?」

 

板垣「右です!こちらの大砲も真っ直ぐ入るんです

鏡映しですから逆もまた然り 正面に立ったら右・右・右!

右を左ジャブの要領でポンポンと突くワケです

お互い相手の大砲の軌道から逃げたいですから

普段より時計回りを意識して 左へ左へ移動して

軸足は常に相手の軸足の外側―――」

一歩「左へ左へ 軸足は外側に…」

一歩「あ」

 

板垣「ね 右ストレートがバッチリでしょ

そして左利きはこの位置だとやれるコトが少ないんですよ」

一歩「へ――っ へ――っ 凄い! 勉強になるなあ!」

板垣「相手も逆の同じコトをやってきます

時計回りされないように 大砲の軌道に乗せるように 軸足を外へ!」

一歩「う 動けない」

板垣「左利きとの試合で足が絡む光景が多いのはコレです

左利き対策は場所取り合戦です ポジショニングが全てです!!」

一歩「ポジショニング……!」

板垣「一般的には…ですけどね」

一歩「ボクには当てはまらないの!?」

板垣「左出して見て下さい」

 

■次号、板垣が伝授する「左利き対策」とは――!?

次回、はじめの一歩 1175話へ!!

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