【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ 427 感想【注意】

#427 命の懸け方

 

渡邊「(系統的には全日本で負けた難波江に近い…

あの敗戦を活かすなら…パワーをベースにしながら力任せにならないこと

仕掛けられた戦術を理解した上で…使うパワーの配分を客観的に判断する

日本代表以前に26歳で161位のプロが…ここで下に負けてる暇はねえんだ)」

試合前の握手をする2人

渡邊「よろしく」

栄一郎「よろしくお願いします」

 

試合前のラリーをする2人

栄一郎「(吉道さんの時みたいな変な不安はない…

昨日、試合に命が懸かった格闘家の話を聞けたのは大きかったかもしれない…それにいつも以上に準備もできた)」

 

昨日、難波江に電話をかけた栄一郎「渡邊さんのこと、わかる限りで教えて欲しくて」

難波江「そうだねー…全日本の時は序盤、身体能力で圧倒されてさ…とにかくテンポを落として粘って追いついたんだよ

そこからは逆にテンポを早めたり、前に出たり やられる前になんとか戦術を変えながら逃げ切ったんだ

だから渡邊さんは地力で負けた気はしてないだろうね

僕自身このままじゃ厳しいと思ってるから、次こそ力負けしないように備えてるよ その時のデータでいいなら送ろうか?」

栄一郎「ほんと!」

 

話は現在へ

栄一郎「(俺も現状、身体能力じゃ勝てない…でも難波江くんが勝ったならやりようはある…

おかげでそのデータを元に分析して、自分にはない発想からの想定ができた

だけどもしこの試合に命が懸かってたら…これでも足りない…)」

 

審判「慶稜チャレンジャー準決勝 ザベストオブ3セットマッチ 渡邊サービスプレイ!」

渡邊「(…パワーで確実に押さえにいくと同時に…どのくらいのパワーが必要かを見る大局観を持つ)」

渡邊のサーブはワイドへ

 

リターンする栄一郎「(さすがにサーブが強い…)」

渡邊「(確かにいいリターン…焦らずに…パワーの差が出る状況へ追い込む)」

 

昨日の帰り道…

青井「 “◯ぬ気でやる” とかよく言うけどさ…やろうと思ってできたら苦労はねえよなー

で…お前の “◯ぬ気” ってどんなイメージだ?」

栄一郎「そうですね…俺はまず… “窮鼠猫を噛む” をイメージしました」

青井「つまり、自分より強い敵にやられそうになって牙をむくと…

うーん…なんかもっと実際に経験した事でイメージできないもんかね」

栄一郎「それは…さすがに◯にそうになった事はないですから…」

青井「あ…でもアレなんかどうよ」

栄一郎「アレ?」

青井「前にも話したけど、車にひかれそうになった人とかがさ スローモーションのように見えて助かったとかいうアレ…」

栄一郎「ゾーン…!!

…てことは◯ぬ気になればゾーンに近づけるって事ですかね?でもやろうと思ってできる事じゃないか…」

青井「そうだな、だけどお前が体験したゾーンにはお前なりの “◯ぬ気” のヒントがあるのかもな まずはとにかく命懸けでテニスしてみるしかないな」

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