【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ 426 感想【注意】

#426 考え方

 

異種スポーツミーティングは続く…

原田「僕の先輩の話なんですけど…試合前の控え室で線香を焚く人がいるんです」

栄一郎「それはどうして?」

原田「自分の葬式をするんだそうです 最悪の事態を想定して、一度◯んだつもりになるんだと思います

妻と子供の事を思って大泣きしてからリングに向かうそうです」

栄一郎「…」

 

原田「これは◯にたくないというモチベーションで戦うって事じゃなくて…ただただ怖いんだと思います

だからこれも最悪を想定してプレッシャーに対して覚悟を決める、という意味では僕と同じです」

池兄「逆に試合前に大口を叩く人もいるよ 敢えて自信をひけらかしたり相手を罵倒したり もちろんプロとしてのパフォーマンスなんだけどさ

…だとしてもアレで負けたら恥ずかしいでしょ そういう意味ではアレも辛い状況に陥る覚悟だと思うね

もちろん人によるけど俺達は皆、色んなやり方で極度のプレッシャーと戦ってるんだよ」

栄一郎「(なんか…すごいな…試合数が少ない分、一度にかかるプレッシャーの重さはテニスの比じゃない…)」

原田「テニスが長期間不休の活動で厳しいのは分かりましたけど…試合数が多いならその分、気楽に挑めるって利点はないんですか?

大事な試合もあるでしょうが、そうでない時をいかに過ごすかが大事なのでは?」

栄一郎「…テニスは年間で成績の良かった18大会の結果(ポイント)で順位(ランキング)が決まります

ポイントと賞金を多くもらえるワールドツアーが大事な大会と言えるとは思いますが…そういう大会に本戦から出場できるのは世界でわずか120人程度なんです

下部ツアーで勝ち続けないとその舞台にすら上がれません

 

次の試合で頑張ればいいなんて言ってたら…僕の体感では絶対に最下層から出られません」

原田「なるほど…テニスってなんかやんわり首を絞め続けられる怖さがありますねーちょっと嫌だなー」

栄一郎「いやいや…キツいですけど実際に絞められるよりはマシですよ」

青井「ハハハ…まあそこは向き不向きがあるよな」

池兄「テニスの世界が過酷なのは弟から聞いてますよ、丸尾君だってかなり鍛えたって身体してるもんね」

栄一郎「あ…ありがとうございます スポンサーが支給してくれるプロテインで、最近やっとこれ位になってきたんですよ」

池兄「だけどやっぱり最終的には身体より命を懸けられるかどうかなんじゃないかなー 丸尾君、それはできてなさそうだもんね」

栄一郎「えっ」

 

池兄「格闘技だってもちろんパワーやテクニックで戦うんだけどさ 大事なのはやっぱりどこまで◯ぬ気で勝とうと思えてるかなんだよね

テニスはどうか知らないけど…俺達の世界でとにかく怖いのは、本気で◯ぬ気がある奴なんだ

そういう奴はどんな大きな実力差だってひっくり返す可能性がある

まぁ、テニスも1対1だし 近いところはあるんじゃないかな? 一度、俺達みたいにさ…

 

◯んじゃうくらいの覚悟で行ってみなよ」

原田「なんならちょっと試しにやっていく?」

栄一郎「あ…じゃあ…」

青井「オイオイ、明日試合!」

 

ミーティングも終わり…

青井「今日はありがとうございました」

池兄「なんかお互いに収穫あったみたいでよかったです」

青井「有意義でしたね、是非またお願いします」

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