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青井「吉道はそういう250位以内のメンタルを持った選手ですが丸尾君も簡単には負けませんよ 僕は、彼はメンタルだけなら既に一流だと思ってます

特に今は集中力勝負になってます 目の前の一球への集中力勝負なら簡単には負けないはずです」

 

リターン位置についた栄一郎「!」

青井「(ただ最近の吉道には今までにない迫力があるんだよな 代表引退でも意識してやがるんだろうが…)」

 

サーブ位置についた吉道は既にあの顔になっている…

栄一郎「(サーブを打つ前からもうあの顔!やり返す気満々なのが思いっきり顔に出てる…!)」

 

吉道「(大したもんだ…ここまでの器なら、俺が世界で得たもの全てを叩きつけたい その時、君が…そして俺がどうなるかを見てみたい)」

あの顔から放たれた強烈なサーブはセンターへ

リターンする栄一郎「(なんとか返った…)」

サーブを打った後の吉道はあの顔のまま…

栄一郎「(来るか!?)」

 

あの顔のままボールを追う吉道

栄一郎「(あれ…今度はあの顔のまま走ってる…!?)」

強烈なフォアをクロスに打つ吉道

なんとか返す栄一郎「ぐっ(これもすごいボールだ)」

更に吉道は…あの顔のまま…

栄一郎「(…ってまた!?)」

センターに返ってきた球を回り込んで逆クロスに打つ吉道

またもなんとか返す栄一郎「ぐっ」

しかし更に…

栄一郎「(ずっと…あの顔!?なんだ…!?1ポイントに1回くらいだと思ってたら…ここにきて連発…!?…通常のストロークが底上げされた!

こんなのが全部入ってくるなんてあり得るのか?前の守備位置じゃ返すので精一杯…)」

あの顔のままの強烈な返球は続く…

なんとか返す栄一郎「(まただ…ウソだろ…でも…ハイリスクならミスも狙えるし、とにかく返す!)」

すると吉道の顔が…

 

くわっ…と更に口元に力が入った顔になる

栄一郎「!?」

 

強烈なバックハンドをストレートに決める吉道「(日本の為に…俺を越えてみせろ!!)」

届かない栄一郎「…!?」

15ー15

次回、BabySteps ベイビーステップ 419 へ!!

#419 射程

 

※以下感想です※

前回は…エーちゃんサーブの第4ゲーム…しかしやはり厳しい試合展開となりました

吉道は実際にエーちゃんと戦ってみて、「日本にとってはかなりの原石」と思うほど認めてはくれているようですが、

だからこそ「ぶっ飛ばし甲斐がある…!」ということで…

少しでも甘くなったところを見逃さないプレーで、長年の経験の差…さすが日本代表…という勝負強さを見せ…

エーちゃんはトリプルブレイクポイントを握られる…という状況に…!!

しかし追い込まれてしまったエーちゃんですが、王偉戦の時に感じた気力についてマイクに相談しており、

次は “使命感” …というのを、確かなものにしようとしている感じですので、この試合を通しての成長がさらに楽しみです

で…0ー40からの今回…

この追い込まれた状況から追い上げるエーちゃん…という展開をベタに期待していましたが…

ダブルフォールトであっけなくブレイクされてしまう…!!

あっけなく感じる…これがリアルに感じてしまいます!!

プレッシャーやちょっとした力み…本当に細かいところがプレーに直結してますね…

吉道はセカンドサーブに対しては常にあの顔で勝負に出るのかどうか…そこも地味に気になります

どうしてもファーストに比べてセカンドは緩くなりますし…

もしそうだとしたら、ファーストサーブを入れなければ…というプレッシャーが大きなものとなってしまいますよね…

今回はダブルフォールトになってしまいましたが、あの顔でのセカンドのリターンがどれくらい厳しいものか…というのも感じておきたかったですね

しかしエーちゃんはそのミスの原因をちゃんと冷静に捉えられていますし、きちんと対処してくれそうです

そして今回は青井コーチによって、テニス界のことが語られましたが…

改めて…日本代表ということを抜きにしても、吉道は大きな壁…ということがハッキリしましたね

是非ともここで乗り越えていきたい…のですが…

ここで吉道はあの顔を持続…!!

…からの〜 “くわっ” !!

今回、あの顔のショットの威力をうまく利用した返球で、初めて跳ね返して決めてみせたエーちゃんですが…

やはり日本代表…そしてテニス界において巨大な壁と言われる250位以内を8年間維持している吉道…

一筋縄ではいかないようですね

そして試合開始からの4ゲーム…全てブレイクで未だキープが無いという試合展開…

第5ゲームもリターン側が先行するというものでしたが、吉道が取り返してポイントは15ー15…

そろそろ試合が新たな動きを見せそうで楽しみです