【ネタバレ】BabySteps ベイビーステップ 411 感想【注意】

#411 リズムの練習

 

慶稜チャレンジャー1回戦の翌日

STCではナツが女子選手と打ち合っている

女子「(憧れの鷹崎先輩と練習できる機会なんて…もう当分ないかもしれない…)」

 

練習を終えた2人

ナツ「お疲れ様!」

女子「あの…もう今週アメリカに発つんですよね 忙しい時にすみませんでした…」

ナツ「ジョージア大の入学手続きとかは全部済んでて、あとは週末に行くだけだから今は案外ヒマなんだ 練習できてちょうどよかったよ」

女子「週末には本当に行っちゃうんですね…もっといろいろ教えてもらいたかったです…今日は本当にありがとうございました」

ナツ「こちらこそ頑張ってね!」

女子「はい!」

そこにやってくる栄一郎「お疲れ!なっちゃん!」

ナツ「エーちゃん!待ってたよ!」

女子「(丸尾センパイだ 確か今はチャレンジャーの真っ最中のはず…そして鷹崎センパイの彼氏として有名…)」

栄一郎「今まで練習してたの?」

ナツ「うん、でも大丈夫だよ じゃあ久々にエーちゃんとの練習始めよっか!」

女子「え…これから2人で練習するんですか?」

ナツ「うん」

女子「あの…見ててもいいですか?」

ナツ「もちろん、いいよね」

栄一郎「え…あ…うん」

女子「(今期待のプロ2人でどんな練習するんだろう…)」

栄一郎「ところで… “リズムの練習” って何するの?」

ナツ「えっとー…そうだな…じゃあ最初に…エーちゃんは昨日、どうして王偉くんに勝てたんだっけ?」

栄一郎「え…?王偉の強さとか疲れとか…とにかく色んな事から逃げずに戦えたからだと思うけど…」

ナツ「そう!それで “逃げない” ためにエーちゃんは何をしたんだっけ?」

栄一郎「あえて自分から苦しい選択を…したんだよ」

ナツ「そうそう!その “苦しい” はキーワードだからよく覚えててね」

女子「(なんか学校の授業みたいだな…)」

ノートを取り出す栄一郎

 

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女子「(ノート…!)」

ナツ「じゃあエーちゃん、ここからが本題ね 昨日、岡田くんから聞いた “リズム” の話 リズム…つまり音楽とは何でしょう?」

 

栄一郎「え…? 音楽って…音による芸術…ってこと?」

ナツ「言葉の意味はそうだけどそういうことじゃなくてさ… じゃあさ…なぜ人は音楽にハマったんでしょう?」

栄一郎「…? ちょ…ちょっと質問が壮大過ぎてよくわかんないよ…ヒントは?」

ナツ「ヒントは…音楽の起源は諸説あるの… 狩猟や労働の掛け声とかから始まったって説とか…どんどん複雑になっていく会話のイントネーションから始まったとか」

ノートに書き込む栄一郎「ふんふん…」

女子「(え…?これテニスに関係あるの?)」

ナツ「エーちゃんが昨日気にしてたサンバはブラジルが発祥でしょ?

元々はアフリカから連れて来られた奴隷労働者達によって19世紀の終わり頃から始まったって説が有力らしいの

…てことは奴隷として “苦しい” 立場だった人達はどうしてサンバを踊ったと思う?」

はっとして答える栄一郎「 “苦しみ” から解放される為…!?」

ナツ「そう!つまり “苦しい” 選択をしなきゃならないエーちゃんが今こそ身に付けるべき技術 それが “リズムのあるフットワーク” …なんです!」

栄一郎「 “リズムのあるフットワーク” ! なっちゃん教えるの上手だね!」

ナツ「でしょっ、昨日ちょっと調べたんだっ」

栄一郎「すごいよ!」

女子「(なんだこのノリ… …っていうか鷹崎先輩、意外と尽くす系?)」

音楽プレーヤーを取り出すナツ「じゃあ早速リズムに合わせて打ってみようか!色んなジャンルの色んなテンポの曲を入れてきたけどどれからいく?」

栄一郎「え…!そこまでしてくれたの!?うわぁ…ありがとう!サンバ入ってるの?」

ナツ「もちろんあるよー」

 

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イヤホンを片方ずつ付けて聴く2人

その光景を見た女子「(あ…これは私…完全に邪魔だわ!)じゃあ私…そろそろ帰りますね…」

ナツ「あれ…練習これからだよ…?」

走って去っていく女子「すみませんでした失礼します!」

ナツ「えーと…じゃあまずはサンバを聴きながらラリーしてみようか」

栄一郎「え…あ、うん…!」

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