【ネタバレ】食戟のソーマ 216 感想【注意】

第216話 極星寮を背負って

 

数か月前…極星寮にて

厨房を覗いている一色

吉野「うん!いけそーじゃんっ!?オリジナルナチュラルチーズ作り!挑戦してみようよ、肉魅っち!」

にくみ「そうだな…チーズかぁ…質のいいミルクなら実家のツテで手に入ると思うけど、1から作るノウハウがなぁ…」

吉野「だいじょーぶ、うち(極星寮)には強力な味方がいるんだよ!

発酵食品のプロフェッショナル、榊涼子女史っすよ!アドバイスお願いします姐さん!」

 

しかし…

げっそりしている榊と、協力している丸井

吉野「…姐さん?」

榊「…あぁ、ごめんなさい 新機軸の日本酒を研究中で…寝不足なのよ」

丸井「もう少し蒸し時間を延ばしてみようか…」

榊「そうね…それに合わせて温度も上げて…」

吉野「…まずは自分達だけでやってみよっか」

にくみ「おう…」

 

伊武崎の燻製作りに巻き込まれ中の佐藤と青木は、脚立や丸太を運んでいる

佐藤「ぐぉお、重い!」

青木「きつい!燻製作り…こんな重労働だったとは…!」

しかし伊武崎は丸太を肩に乗せ、片手でチェンソーを持ち、けろりとして歩いている

佐藤と青木「なんで伊武崎は涼しい顔してできてんだ…」

伊武崎「ほら、次の作業いくぞ」

青木と佐藤「休ませろ」

吉野「おっしゃー、私達もやったんぞ!!」

 

ずっと覗いている一色「…いいね 青春…だねっ」

創真「見てないで入ってきゃいーのに」

 

話は現在へ

完成させた皿を出す一色「さぁ召し上がれ…僕のうなぎ料理は

 

“ひつまぶし〜極星寮風味〜” です」

 

ひつまぶし…

刻んだうなぎの蒲焼をご飯にまぶして食べる料理

最初はそのまま…次にネギや海苔などの薬味で味わう

更にその後、だし汁や煎茶を入れて、お茶漬けのように頂く

数段階に味わい方を変え楽しむ品である

 

ざわつく生徒達「ひつまぶし!?あれが!?」「何、あのご飯…どう見ても普通のひつまぶしじゃないじゃん」「チーズリゾットみたいに見えるけど…」

麗「ひつまぶしでリゾットぉ!?ていうか極星寮風味ってなに」

竜胆「あっはっはー、何が何だか全然分かんねーな 尖ったもん出してきやがったぜー」

一色「ふふ…ごめんよ!リゾットは創真くんの専売特許なのにね」

創真「えぁ?そ、そんなー専売特許なんておこがましいっすよ〜 うち、実家が定食屋だからやっぱ米使いたくなるってだけでー」

吉野「いやいやそんな事より一色先輩!その料理に…私達が作った食材を使ったってぇ!?」

榊「極星寮に保管しておいたやつを!?」

 

一色「そう…僕がこの手で 盗んできたのさ」

吉野「そんな台詞でキメ顔すんな」

榊「チョットやめてよぉ、まだまだ試作段階だったんだからー!どうしてそんな事するのー!!」

一色「ふふ…榊くん 怒ってる君もチャーミングだよ」

白津「(…一色…!何のつもりだ

後輩の食材を手当たり次第に使っただけというなら…味は纏まるわけが無い!!

この勝負へのinsultare(侮辱)…ともとれる行為だッ!!)」

イストワール「では…一色慧の品 実食に入ろう

どうやら生米から作っている…確かにチーズリゾットだ」

シャルム「最後にこのポットの中身をかけて食べる流れのようだね」

箸を入れたイストワール「(おぉ…っ ご飯の熱で適度に溶けたチーズが、うなぎにもじわりと縮んでいく…)」

一口食べる3人

アン「(だ…だめ!!

 

拷問的なまでの美味しさ…っ!!)

何なのですか…この美味しさは…!リゾットの決め手は山椒…!」

シャルム「鮮烈でシャープな香りが、チーズからコクとまろやかさだけを引き出し うなぎの旨さを爆発させている!!」

イストワール「そしてそれらを繋ぐ影の立役者は…ニンニクだ…!!」

ざわっ…とする麗と生徒達「ニンニクだと!?和食でニンニクって…ほとんど聞いた事ねぇぞ!?」

フッ…と口元で笑う一色「後輩達が作った燻製ニンニクチップ このチップは魚介の味を引き立てるクルミ材でスモークされている

それを軽く砕き、トッピングした事で サクサクとした食感もプラスされます

そして最も重要なのは、このうなぎが “関西風蒲焼” であることです

関西風には関東のものとは違い、”蒸す” という工程がない

なのでパリッと脂の主張が強く、香ばしい蒲焼になり ニンニクという強烈な素材とも合わせられたのです」

※蒸すと脂が落ち、ふわりと柔らかく仕上がる

一色「何より伊武崎くんの一生懸命な情熱と、手伝った青木くん・佐藤くんの汗が染み込んでいるんだ 美味しくないわけがないのさ!」

青木と佐藤「染み込んだとか言うな、気持ち悪いわ」

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