【ネタバレ】食戟のソーマ 203 感想【注意】

第203話 再確認

 

両チームともに料理を完成

 

堂島チームの皿を見た乗務員達「わぁあっ、何あれ!?かわいいー!なんか緑色の…ドットが!」

「チーズのお焦げと重厚ミートソース…胸がきゅんってなる深くて甘いにおい…!!」

 

城一郎チームの皿を見たシェフ「こっちの皿も…これは…本当にアッシェパルマンティエなのか!?

クレープにちりめんじゃこにステーキ…どんな味なのか想像もつかない!!」

 

両チームの皿を前に、ナイフとフォークを構えた仙左衛門「それでは実食に入ろう 両者の皿、しかと見極めさせてもらう」

ドキドキしているえりな

しかしナイフとフォークを置く仙左衛門「…と言いたいところだが」

創真「ん?」

仙左衛門「この勝負のみ、お主ら4人で勝敗を決めてみせよ」

創真「んん!?」

仙左衛門「両チームの品を互いに食しあってみるのだ、それがこの紅白戦初戦の仕上げである!」

タクミと田所「…!?」

創真「どーいうこった…?」

えりな「と、とにかく…食べてみるしか」

ナイフを入れるえりな

 

上面は “パリッ” とし、中は “ほわ” としている

創真「うおっ!!なんつー滑らかなポムピューレ…!例えるならこいつはまるで… “ふしぎな魔法でありえねぇほどきめ細やかに作った綿菓子” って感じだ!!」

えりな「ポムピューレとミートソースによる美しい層…見事なボリューム感ね 緑色のソースによるビビッドな模様も否が応にも興味をひいてくるわ…!」

仙左衛門「さぁ、何を見ておる…お主らも味わうがいい チーム才波の品を!」

ナイフを入れるタクミ「うむぅッ!?」

 

田所「中からサイコロ状の肉が!!これ…薙切さんが焼いてたステーキ!?」

タクミ「そうか…城一郎さんが焼いていたクレープはこのステーキ肉やポムピューレ…そして例のちりめんじゃこを巻き込んで焼く為のものだったんだ!!」

中から湯気が立ち上がる

田所「熱々…!だけど…うぅ、のんびり冷ましてるのももったいないよ…!」

タクミ「あぁ…!火傷寸前の熱々を食べずにはいられない!」

口に入れる一同「(それがこのアッシェパルマンティエのゆるぎない魅力のひとつ…!)」

 

ビクンッ…と体が反応するえりなと田所

創真「ぐ…ッ!!」

タクミ「くぉおおっ!!」

 

仙左衛門「さぁ!!勝利チームはどちらか?勝ちだと思う側を指さすのだ!!」

4人は…

 

それぞれ相手チームの方を指差す

車掌「え…!?こ…こいつは…どういうこった!?両チームともに負けを認めたっていうのかよ!?」

シェフ「あぁっ…!!でも… “神の舌(ゴッドタン)” を持つ薙切えりな様が…相手チームを指さしてる!?」

えりな「高級レストランにおけるミートソースとは…言わば “ひき肉のビーフシチュー” そちら側の品は…それがしっかりと味の土台になっています

アルディーニくんのソフリットによってひき肉により深い甘みが!またソフリットはソースエスパニョールを作るのにも役立っている…

これは田所さんが閃いたアドリブね?見事だわ バジルとアンチョビが主役のアンジョワイヤードソースによるアクセント!

ドット状に置くことで風味に陰影をもたらし、視覚にも驚きを演出…例えるならば…

 

即興の中に静かな秩序と調和が煌めき リーダーの刻むパーカッションが心地良い、極上のJAZZバンドが奏でるセッションを聴いているようだった

私の選択した調理では…この品の完成度には届かなかった…!制限時間があと少しだけでも…せめて味見する猶予さえあれば…!」

タクミ「納得いかないな」

車掌達「へ?」

タクミ「それを言うならそちらの品の斬新さはどうなんだ!!アッシェパルマンティエの三大構造を大胆に解釈し、全く新しい可能性を拓いた斬新さは!?

クレープは…すりおろしたジャガ芋を入れて作るもちもちとした “アルザス風クレープ” !これによって素材を巻くという狙いを読んだ幸平は

チーズ・じゃこをジャガ芋に混ぜてカリカリに焼く “ポムガレット” を作り、ポムピューレとともにクレープに入れる事を発想した

するとどうだ…!本来この品にはない “もちっ”、”カリッ” という食感の共演と魚介のエキス・風味も加わる!

そこにまさか薙切さんが… “あんな手” を打ってくるとは…!これは例えるなら…

 

アーティスト同士が己の主張をぶつけ合う前衛美術!!リーダーの挑発によって生まれる異色のコラボレーションと評するに相応しい!!

そちらの勝ちだ、素直に認めろ」

創真「あん?勝手に決め付けてんじゃねーよオイ」

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