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勢いよくドアを開けて入ってくる城一郎「うーっすお前ら料理勝負やろーぜー!」

堂島「…!城一郎…?お前…数日後には大阪で審査会だろう?」

薊「そうですよ、それに来月にはBLUEも控えてますしそっちに専念した方がいいんじゃ…」

城一郎「なに言ってんだ、BLUEの為にも勝負勘を維持してなきゃだろーが!ほらそんな書類仕事なんかほっといてよー」

堂島「貴様がほったらかした分を俺達で処理していたんだ!!」

城一郎「あ、そーなの?わりーわりー おらーいくぞー!久々に食戟でもいーぜ!洗濯当番でも賭けてよー」

いつものような城一郎に目を丸くする堂島

くすっと笑う薊

 

3人で荒野を征く…

堂島「(薊の言う通り…杞憂だったかもしれないな そうさ…城一郎ならばどんな厳しい嵐にも立ち向かってくれるはずだ)」

嵐で折れた木が城一郎へ飛んでくる

片手で防ぐ城一郎

堂島「城一郎!大丈夫か!?」

城一郎「…おぉ…へーきへーきっ」

 

しかしその腕からは、ちが流れてズキンズキンとした痛みが…

 

また別のコンクール

城一郎の料理を食べた審査員「噂には聞いとったが…確かにこれは本物や…!激烈に邁進する修羅そのもの!!

ワシらの想像もできんかった到達点(ゴール)を発見してきよる!才波城一郎万歳や!!

この男なら “BLUE” でもやらかしてくれるかもしれへんで!!絶対ワシ観に行くからな!」

審査員の席にはまた蔵木がいる

ぽや〜んとしている蔵木「(才波はん…♡)」

 

審査員「 “次も” 期待しとるで!!才波くん!」

 

場面は極星寮

寮生達「観て下さい!すごいっすよ!!海外のニュース番組でも才波先輩が取り上げられてる!」

キャスター「世界若手料理人選手権コンクール “THE BLUE” 今年もトーキョーに輝く才能が集うわけですが

世界的にも有名なあの遠月学園が100年に1人と言うべき才能を生み出しました 彼の料理を見るだけでもジャパンへ足を運ぶ意義があるのです」

コメンテーター「断言しよう…当日、彼が出す皿は今後数百年…語り継がれるものとなる!その料理人の名はジョーイチロウ・サイバ!!」

盛り上がる寮生達とは裏腹に、城一郎はそのニュースを無表情で見ている…

 

また独りで荒野を進み始める城一郎…

「( “BLUE” での金賞を確実のものとするなら更なる世界に到達せねば!それで次はどんな皿を?次のゴールへ

次は?次!次のゴールは?次の美味へ、もっと前へ 新たな味の世界に)」

 

息を切らし、全身をボロボロになりながら、足をひきずりながらも進んでいく城一郎

「次の…到達点(ゴール)…へ…」

 

ついにBLUEが翌日に迫る…

ふみ緒「…城一郎!とにかく今夜はゆっくり寝るんだよ BLUEが済んだらしばらく休養することも考えな」

薊「僕は幸せです、才波先輩の進化をこんな近くで目の当たりにしているのですから 明日も期待しています!」

堂島「城一郎… …む、いや…とにかく…ベストを尽くしてくれ…おやすみ」

 

その夜…城一郎は独りで厨房に立ち尽くしている…

 

何も乗っていない皿に映った自分の顔は…

 

翌朝…

城一郎の部屋に行く堂島「城一郎?まだ起きてないのか?そろそろ迎えの車が来る時間だろう そろそろ準備して…」

 

部屋には制服、コック着、包丁が置いてあるが城一郎の姿がない…

堂島「…城一郎?」

 

会場入りもしておらず、行方を眩ました城一郎…

次回、食戟のソーマ 198 へ!!

 

※以下感想です※

前回は…次を次を…もっと上を上を…と求められ、独り思い悩んでいるような表情を垣間見せる城一郎

それでも同じような志を持つ堂島と薊の2人がいて、共に歩んでゆければ大丈夫…かと思われましたが…

“BLUE” という世界的料理コンクールの出場について突っ掛かってこられた城一郎は…連隊食戟を提案…しかも自分は独りでと言い出し…

1対50で連隊食戟は始まり、次々と破っていく…その戦いの中で…

ついには… “修羅” …と化してしまったところで終わっての今回ですが…

なるほど…数々のコンクールをこなし、自分への期待が…求められているものがどんどん大きくなっていくのを感じ….

世界という大舞台の “BLUE” を前についに逃げ出した…耐えられなくなってしまったんですね…

それでそのまま中退し、世界の放浪旅へ…という感じでしょうか…

しかし今回も3人で荒野を進む描写がありましたが…やはり止められなかった堂島はかなりの後悔をしていそうですね

そして薊は…この過去の出来事からどう今現在の行動へと繋がっているんでしょうか…

才能…さらにはそこから来る期待…というものに潰されてしまった城一郎を見て…

そんなことが無い、均一化された食の世界を…ということなんでしょうか

でも薊は “修羅” と化した城一郎にも憧れを抱いてますし…その辺りの真相も楽しみです

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