【ネタバレ】極黒のブリュンヒルデ 139 感想【注意】

好きになる意志

冒頭は前回のラストシーンの10分前から

リーン リーン

虫の声が響く星空の下 天文台の階段をおりていく村上

 

だがふと横を見るとひとりあの斜面に座り俯いているカズミの姿が

「ーそのことをカズミに話した直後だったからさー」

少しの間 あの初菜の言葉を思い出しつつ躊躇するような表情をうかべる村上 しかしやがて意を決した様子でカズミへと声をかける

村上「…カズミ」

それからまずはカズミの具合はどうだという話へ 本人曰くもう熱の方は心配はないとのことだがやはり二人の間の空気はいつもよりもかたく 少しの沈黙が続く

 

カズミ「….」

「なあ村上」

「寧子と○○ホ行ったんやてな?」

村上「..!」

顔から汗をたらしつつそれを認める村上

 

カズミ「どうせ何もしてへんのやろ?」

村上「えっ?」

カズミ「初菜からその話を聞いた時はびっくりしたけどなー」

実はあのあと監視カメラに侵入してそれを確認してみたというカズミ その結果二人が入って10分後にはもう出てきたのを目撃したという

「いくら村上がは早○でももちっとかかるやろ」

村上「…..(汗)」

「…お前はそういう単語をどこで仕入れてきてるんだ?」

カズミ「….なあ村上」

「今日は寧子とのデート楽しかったか?」

村上「!」

カズミのその言葉に思わず固まってしまう村上 そしてまた顔に汗をかいて困った顔になりながらも 寧子が無邪気にはしゃいでいるあの顔を思い浮かべている様子

村上「….」

「…ああ」

カズミ「…..」

「そうか」

うつむくカズミ

 

「私な あんたとの子供が欲しかったんや」

村上「!」

その言葉にまたさらに驚きかたまってしまう村上 それを横目に「自分がこの世に生きた証を 何かを残したかったから..」とカズミが語り続けてゆく

カズミ「ーだから一生懸命…あんたをその気にさせようと興味もないのに○ロいことを勉強したんや」

(その部分には村上の方もちょっと疑問符がついている様子)

「私なりになりふり構わずあんたに迫ったつもりやけど…私にできることはもうなんもあらへん」

 

「私もうあんたのこと諦めるわ」

そう穏やかな顔語りつつ立ち上がるカズミ だが村上はその今の言葉にも衝撃を受けてしまった様子

しかしカズミ曰く明日孵卵していなくなるかもしれないのに勝ち目のない勝負をしても時間も勿体ない だから諦めるのだという

カズミ「本当は好きな男のこどもが欲しかったけど…」

「スパッと諦める」

 

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「なんかごめんな その気のない女に言い寄られてもええ迷惑やったやろ」

「この話はもう終わりやから気にせんといてくれ 私風呂入ってくるわ そんじゃあな」

そう言い終わって村上をおいて歩き出すカズミ

 

カズミ「はぁ…まぁええか 元々勝ち目の薄い戦いやったしなー」

少し立ち止まってそんなことを言いながら そして いつ消えるかもわからないのだからだれでもいいから早くしないと間に合わない.. といいながら歩を進めていくカズミ

しかし

 

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「うっ…」

泣きだすカズミ「(やっぱりいやや…村上じゃなきゃイヤや…)」

 

「(けど まだ泣いたらあかん..後ろから村上が見てるかもしれん)」

「(…涙を拭ったら…鼻をすすったら…泣いてることが村上にバレてまう…)」

 

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「はぁ…どこかにいい男おれへんかな…(私も未練がましいな… それでもまだ村上が…私の後を追ってくれてるんやないかって期待してる..)」

グッ

 

その瞬間 村上がカズミを後ろから抱きとめる

驚き振り返るカズミ

村上「このままじゃおれは…誰一人幸せに出来ない でもお前が俺といて幸せだというのなら」

少しさびしげな?表情で村上がそういつつ ここで前回のあのラストシーンへ

 

そして

村上「ずっと一緒にいてやる」

 

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カズミ「(村上にあるのは私への愛情やない 同情や)」

「(けど…もう…それでもかまわん…)」

そしてもう一度 自分のほうからくちづけをかえすカズミ

「(村上が…私の方を向いていてくれるなら…)」

 

チュンチュンチュン….

 

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いつもの様に天文台の自分たちの部屋で目を覚ますカズミ 横にはくーくーと寝息をたてる佳奈達が

どうやら昨日はあのまま朝チュンを つまりドラマでようある夜に男女が~で場面転換して朝になったらスズメがチュンチュンしてて二人が寝ていて ああこいつら…やろなぁ…という演出や! などとカズミが張り切って提案するも村上に断られてしまった様子

カズミ「はぁ…朝チュン失敗か…」

「まあええわ!私はもう村上と付き合ってるんやからな!」

「今の寧子は村上に興味ないみたいやし敵はおらへん!」

そう言いながらウキウキしつつカズミは学校へと向かう ふと下駄箱をみてみると既に村上も登校してきている様子

カズミ「村上…はよ顔見たいわ~そんで来週のデートコースも決めやんとな!」

教室に入るカズミ「村上~♪」

しかしそこにはなにやら驚いた表情の村上が そしてその目の前には寧子の姿

 

寧子「村上くん」

「私 あなたのどこがいいのかわからない でも….」

「あなたを好きになる努力をしてみようと思う」

 

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村上・カズミ「はぁ!!!??」

顔をあかくしながらも驚きの声をあげる村上 周囲の生徒もなにやら驚いている様子

次回、極黒のブリュンヒルデ第140話へ

 

※以下感想です※

これは思わずこちらも はぁぁ!!?といった展開です…

何なんでしょうかこれは…まさかこのまま色恋展開がつづいていくんでしょうか 初菜と高屋でけっこうやったばかりだというのに…

と 今回のラストではなんだかんだとそういう気持ちも否定が出来ないという心境になってしまったのですが でも正直にいえばカズミの泣き顔シーンには思わずウルッときてしまいました… まあベタといえばベタ余計といえば余計 もう食傷気味 といった感は私的にもあったのですが… しかし カズミ「自分の生きた証を残したかったら…」 と まずその部分になにかやはり感じ入ってしまいましたし そこからの村上に泣いている事をさとられまいと頑張るあの泣き顔…! あれは直前にドライな感じでその場を去ろうとしていてからの..あれですから 単純ですが、してやられてしまったな…といった感じです 個人的には特に最近は緩急やらピンチというか緊張感やらが足りないかな..とやや不満げに読んでいたのですが それでもやはり..流石は先生です.. なんというか、やっぱり文字通り○と隣合わせに生きている様を描かれてきた彼女らが「自分の生きた証を残したかった…」なんていっているのを見ると色々と考えてしまいましたし カズミ自身も「村上にあるのは愛情ではなく同情」 だとそれをわかった上でもそうしてしまう…というのがまたなんとも..

まあこれは割りと関係ないかもですが「少子化問題高齢化…わが国のみならず…」 といったことは真面目はなし我々の日本ではネタにもならない程深刻な問題であるのは事実 最近目立たない設定なのがちょっと残念ですが村上少年はまれに見る天才でありますし これはぜひともその遺伝子を残しておいて欲しいところ.. つい最近の作中でも真子さんのお陰で人口がかなり減ってしまいましたし もしその身が無事でこの物語が終わったならば彼らには寧ろ積極的にバンバン臨んでいって欲しいと思います..

と そんな感じで今回も私的にはかなり楽しめたのですが… しかし またこの急展開でちょっと面白くなったとはいえこれをどう次の窮地につなげるんでしょうか..?次の刺客は..というかヴィンガルフからこちらが捕捉されていないがゆえにもう刺客がくる事は無いんでしょうか..?それならばまた誰かの孵卵の危機展開を繰り返すだけになるんでしょうか? …そんな事はない、とは思いますが..兎に角今個人的には次の窮地が待ち遠しいです..

最近は特にゴールデンカムイやBuNGO、リクドウやらがいい感じなので我慢できていますが…そろそろこっちもいい感じでお願いします..先生..!(あとできればじょうじの方も..)

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