【ネタバレ】極黒のブリュンヒルデ 132 感想【注意】

囚人調教

小野寺「フリストの様子はどう?」

研究所のモニター室からフリストの様子を伺っている小野寺(今回全てフロストではなくフリスト表記になっている)

部下の研究員曰く 現在はおとなしく指示に従っているとのこと

一緒に部屋に入れられている新型イニシャライザーの中和範囲内にいる限りはフリストは魔法を使えないらしい

 

研究員「ー新型は今までのイニシャライザーと違い ただ生きているだけで魔力を中和出来ます ですが…

彼が中和出来るのは生きている間だけです もしフリストがイニシャライザーを○したら….」

不安そうな表情をする研究員

笑みをうかべる小野寺「ー彼女に素手で人を○す度胸があればね」

 

イニシャライザー「ここの食事 おいしくないですよね…」

部屋に持ち込まれた食事を黙々と口に運んでいる二人 ふとイニシャライザーがフリストに話しかける

だがフリストはここでしか食べたことがないからわからないという

イニシャライザー「でも 時々おいしいこともあるじゃないですか 何ヶ月かに一回か …今日の食事は最低ですけど」

お腹がいっぱいになればそれでいいからと 考えたこともなかったと返すフリスト

「ーここにいる魔法使いたちはみんなそんな人ばっかりです ぼくならもっとおいしく出来るのに」

「例えば今日の野菜炒めに牛乳をかけてみて下さい」

フリスト「えっ!」

「…….嫌だ」 露骨に嫌な表情をするフリスト

だが いいからかけてみてと無理やり牛乳をかけられてしまう

フリスト「うわ!!!やめろ!!

イニシャライザー「これで食べてみて下さい」

少しあれなってしまった見た目にかなり引き気味のフリストだったが 意を決した様子で口へ運んでみることに

パク

 

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フリスト「あれ?」

 

イニシャライザー曰く ここの野菜炒めには薄くカレー粉が入っているので少し牛乳を入れるとちょっとまろやかになっておいしくなるという

少し肩を落とすイニシャライザー「….ちょっとした工夫でおいしくなるのに…..」

「ここの配膳室で働けないかなぁ…そしたらみんなにおいしいご飯を食べてもらえるんだけど…..」

その言葉に相槌もうたずにがっつくフリスト

フリスト「夢や希望を持つことはいいことだ」

 

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それが明日○されるかもしれないこんな空間で 正気を保つ唯一の方法だという

「それに…私もおいしいご飯が食べてみたい」

 

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フリストの表情をみて固まってしまうイニシャライザー

イニシャライザー「……」

「….そうですよね」

 

イニシャライザー「….あの まだ起きてますか?」

就寝時間中なのか 照明がおとされた部屋の床で背中合わせに横になっている二人

返事をしないフリストに どうしてぼくをしまつしないんですかと問いかけるイニシャライザー

イニシャライザー「ーぼくをしまつすればここから自由になれますよ あなたはこの世で一番強い魔女なんですよね?」

少し間を置いてフリストが口を開く

フリスト「私はね この研究所をこの世から消し去りたいの」

「ここにいる人間は 研究をするための大義名分があれば何をしてもいいと思っているのよ

私達を人間扱いせずに…どんな非人道的なことでも….」

「そしてこれからも沢山の人を殺す だから私が止めなくちゃならない」

背を向けたまま 少し神妙な面持ちになりながら語り続けるフリスト

そして自分がイニシャライザーをしまつしないのは

そうすれば 目的の為に手段を選ばないここの連中と同じになってしまうからだという

「ーだからあんたを○したりなんかしない 変なこと考えないで早く寝なさい」

イニシャライザー「……」

「そうですか 僕も同じことを考えていたんです」

 

研究員「朝食と着替えだ 脱げ」

翌朝 いつものように研究員一人と 銃を持った護衛の男一人が部屋を訪れる

ガッ

男「うわっ!!」

ガチャ

突然 イニシャライザーが男を突き飛ばしてその銃を奪取する

自分に銃口を向けるイニシャライザー「フリストさんお願いします」

フリスト「!」

イニシャライザー「外の世界には 美味しい食べ物が沢山あります

ぼくはもう作ってあげられないけど…これで….」

「みんなにおいしい物を食べてもらえるなら本望です….」

 

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フリスト「やめろ!!」

ダン

 

自らの頭ぶを撃ち抜き その場に倒れるイニシャライザー

悲しげな顔で固まるフリスト

すぐに警報が鳴り始め モニター室の研究員が青ざめながら

イニシャライザーによる中和有効範囲が消失したと小野寺に知らせている

汗をたらす小野寺「全く…こんな筈じゃなかったのに….」

 

フリスト「わかった….あなたの命は絶対に無駄にしない…」

「こんな場所….全部粉々にぶち壊す!!!」

 

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魔力を発動させるフリスト

 

だがしかし何も起こる気配すらない

あの笑みをうかべる小野寺

フリスト「なっ…..!なんだこれは!?」

歩み寄る小野寺「…残念ね この部屋の壁にはね 全面に無数のドラシルが生きたまま埋め込まれているのよ」

「どちらにしろあなたはこの部屋では魔法は使えないの イニシャライザーがいようといまいとね

でも失敗だわ 本当ならあなたがイニシャライザーをしまつしないといけなかったのよ」

フリスト「お前….!!!」

「….なんで…!!!」

涙を流し激昂するフリストだがすぐに研究員と男に組み伏せられてしまう

泣きながら睨みつけるフリスト「なんでこんな事をする必要があるんだ!!!」

小野寺「なんで?それはもちろん….」

 

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「躾よ」

次回、極黒のブリュンヒルデ第133話へ

 

※以下感想です※

いや…これはたまらないですね….!

いいです小野寺さん この最高にゲスい感じがたまりません…!

ちょっと村上似?のイニシャライザーと意外?と表情豊かなフリストさんの少し心温まる交流….

からの文字通りの決しの抵抗….

だがその後に待っていたのはこの仕打….!

物語的には ぽっとでのキャラも出てきましたし内容的にもそんなに真新しい訳でもなく

どちらかと言えば薄いかもしれません ですが

前半からのこの落差….そして小野寺さんのこのゲスっぷりと邪悪さが非常に良い味を出している

私的にはとても見応えがある回でした

フリストさんも 以前から登場はしていましたが強さはさておきあまり凶悪そうな印象ではなかったので

九や真子ほどお話に緊迫感をもたらしてはくれないのではと心配していたのですが…

小野寺さんがこの調子ならあまり心配ないかもしれません….

とにかく今はまだ 高千穂の上層部の事も細部は不明ですし

マキナもあの様子だとちょっとまだかたき役として物足りないと感じていましたので..

是非小野寺さんには 狡猾で卑怯 邪悪でゲスい巨大な脅威として活躍してくれることを期待しています…!

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