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宇井「…局長代理は?」

田中丸「書類の山と格闘中だよ 各所から抗議や防衛要請などさまざまなお達しが…続々と」

「局長(吉時どの)がいればまだなんとかなったかもしれないが…」

宇井「ーいなくなった人間に頼ってどうするんです 望元さん」

 

「 “場” にいる以上は、カードを切っていかねばなりません」

「…どんなに手札が弱くとも」

 

手を挙げる旧多「あの…」

宇井「…なんだ旧多一等」

「これ…つくってみたんですけど…」

「回して頂いてよろしいですか?」 と旧多は書類をまわす

 

手に取る什造「??…」

黒磐「逆だ」

 

目を通す宇井「(ー…へえ)」

旧多「ーピエロの出現地点の分析です」

 

「次の出現予測がつけばと思いまして…」

「一見ランダムに見えるピエロの襲撃に すこしでも規則性がないか検討してみました」

「彼らは我々 “CCG” が対処しにくいように2隊に分かれ、23各区を “対極” に襲撃します」

 

旧多「ーこの分断された2隊を仮にAグループ・Bグループとしましょう」

「AとBは連携をとりあい 同時に襲撃を行います」

「そして戦闘を終えると逃げすがら数班に分かれ、更に襲撃を繰り返します」

「そして以前襲った区は “CCG” の防衛強化を警戒してか いまのところ再襲撃していません」

 

旧多「ー① “23各区を対極に襲う” 」

「② “再襲撃はいまのところなし” 」

 

「データは多くありませんが…現状だとこの2点が分析できます」

 

宇井「(ー “資料をまとめるのが上手い” …と キジマ准特から聞いてはいたが…成る程な 統計も正確だ)」

田中丸「…となると」

「ー次は9区と18区等のラインをA、Bが襲う…という事だね?旧多ボーイ」

 

旧多「いえ」

 

「次は “C” が本局を狙ってきます」

 

「ー!?」

宇井「(はぁッ…?)」

特に驚くような宇井や田中丸

 

宇井「ー… “C” とは?」

旧多「A、Bの “喰種” が減ったときの補充部隊…本隊とも呼べる存在ですー」

 

旧多「過去にピエロが現れた時期の資料を漁ってみましたが…」

「彼らは “戦力を散らしてから” ”突然中央を叩く” 」

 

「…現在 “CCG” は各地区の防衛に力を割き、どこに奴らが現れても対処できる布陣になっていますが…、」

「僕はこれが “もっとも危険な状態” だと考えます」

 

宇井「… “薄く延ばした盾” か」

旧多「はい」

宇井「”守備範囲を守るつもりが” ”どこを刺されても貫通してしまう” 」

 

田中丸「ふむ…では本局に守りを集中させ…」

旧多「あっ それはそれで奴らの思う壺で」

宇井「うん それではもう一周 各区の奇襲が始まるだけだ」

鼻息を荒くする田中丸「…ではどうしろというのだね!」

 

旧多「ー…かつて和修吉時局長の時代に “CCG” はピエロ相手に同じ状況に陥ったことがあります」

「そのときの “対処法” 」

「黒磐・田中丸両特等はよくご存知かと…」

 

黒磐「…うむ」

田中丸「 」ハッ

 

旧多「ー和修局長は各区の守りはそのままに 本局を “最強の捜査官” に守らせたんです」

宇井「…」

 

旧多「ーすなわち有馬貴将。」

 

宇井「…有馬貴将は◯んだ」

旧多「ーええ、ですから “誰かが有馬貴将になればいい” 」

「それにふさわしい人物がいます」

 

旧多「ー鈴屋特等」

什造「はい」

 

旧多「ー貴方が新たな有馬貴将になるんです」

 

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什造「…」

田中丸「本局を鈴屋班に任せ、各区をそれぞれが守る…ということか」

宇井「…」

「(たしかにそれなら防御が成り立つ…)」

 

宇井「鈴屋くん」

 

什造「ー命令なら いくらでもききますよ」

 

 

田中丸「…ではさっそく話を代理に通し…」

宇井「いや」

 

「ーこれは特等会議 ここでの決定は作戦の決行を意味する…」

「局長代理は “欠席しているだけ” だ」

 

田中丸「宇井ボーイ…それは…」

宇井「ーいまは非常事態 ”無駄なセクション” を挟む必要はありません…ー」

 

「ー旧多の案で行きましょう 全責任は私が負います」

 

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と そうして会議はまとまったような様子

 

廊下をゆく宇井「(ーさっき一瞬…)」

「(旧多が吉時さんとダブって見えた…)」

「(それだけで “懸けてみたい” と思うなんてヤキ回ってるな私…)」

 

「ー! 黒磐くん」

足をとめる武臣「ー宇井特等」

「会議ですか」

 

宇井「ああ ちょうど終わった所だ」

「黒磐特等がいて下さって非常に助かっている」

「会議メンバーから退陣していたのにお呼び立てしてしまって申し訳ない…」

武臣「いえ 父も久々に張合いのある責務だと申していました」

 

「…次は本局の守りですか?」

宇井「…!」

 

「…鋭いな さすが それとも盗み聞き?」

が 武臣は瓜江が”本局を次に狙うだろう”との予測をしていたのだと語る

宇井「ー!(瓜江…)」

「…そうか」

「(政の犬か…もったいない あちらは袋小路だというのに…)」

 

「(アイツは優秀だが人を見る目は最悪だな)」

 

武臣「…これから食事なのですが良ければご一緒にいかがですか」

宇井「(…珍しいね)いいよ」

 

 

宇井「(ー…って米林と一緒か…言っとけよなー)」

才子「(なぜオカッパー特等が…)」

宇井「(パン屋だし…)」

 

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店内には明るい様子の顔の依子が

依子「いらっしゃいませ」

「あっ 黒磐くんこんにちわ」

才子「依子じゃん やほ」

依子「才子さんもいらっしゃい」

 

席につく宇井たち「ー知り合いですか?」

楽しそうにみえる才子「そやでえ」ぶはは

 

「ブジン ここのパン屋に足しげく通っておるんや」

宇井「ふーん」「なんでタメ口?」

 

新聞をひろげている店長「ー…また “喰種” か…」

「どうなっちまうんだろうな この先…」

依子「店長…不安なのはみんな一緒ですから」

笑顔で店長へと声をかけるも やはりややなにか想うような表情へ

「…」

 

武臣「小坂」

依子「何?」

武臣「結婚しないか」

 

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宇井・才子「 」

次回、東京喰種:re トーキョーグール 104 へ

 

※以下感想です※

大胆な告白

前回は まさかのアツーいナキさん!に加えこれまたアツーい感じを見せてくれたカネキ からのまさかのおぐちゃん..!!といったところの東京喰種 でしたが.. 今回はそのおぐさん..といいますかのっけから気になる若かりし頃の面々..が登場 これはまあまた追々..との楽しみでしょうが それよりも先輩!!やらカネキ月山らの最近ちょっとアツい?ちょっと安心?できるような声張れてるのか気になるようなからみ.. とこれもまた定番となってきた宇井劇場からの 締めはこれはもう本当にまさかのプロポーズ.. という 今回もかなりの読み応えあり な展開でした.. ありがとうございます

しかし 最近もうかなり板についてきたような宇井さん もともかく これから先の武臣(と依子さん)はどうなっていくのか.. これまでの東京喰種..を考えると これはやはり手放しでおめでとう!というかそもそもの返答がどうあれあんまり素直に喜ばしいことではないような気も.. 最近、父さんもまたまた目立ってきてくれてますし瓜江とのあれからの描写も気になるしはなんですが.. これも終盤を盛り上げてくれるおいしい要素 なんでしょうか 流石に什造は大丈夫?だとは思いますが.. これはまたまた今後要注目..ということで(勿論什造の方も 宇井さん の方も)楽しみです

といった事で今回は 気になっていたおぐさんの描写もそこそこに どちらかと言うとこれまた引き続きみれた カネキと西尾先輩 そして宇井さん とプロポーズ描写がちょっと気持ちを明るく?してくれた回..となっておりました 最近をみるあたり旧多さんがおっしゃってた根回しの方は予想以上?に順調、対するカネキらと同じく着々と動きをすすめてるようですが.. それと同時に 今回の武臣(と依子)よろしくその他周囲も段々と準備を ということでしょうか.. ならば、やはりまだまだこの流れからの無印キャラの再登場..というか掘り下げは続きそうですが.. やはりリゼ は久々ちょっと拝みたいです まだあんな感じなんでしょうか..

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