【ネタバレ】七つの大罪 214 感想【注意】

第214話 あの日の君にはもう届かない

 

血だらけのゲラードを抱えるロウを見たキングは霊槍を振りかぶる

キング「ああぁああぁあぁああぁぁああああ」

 

ゲラードから手を離すロウ「…またな、ゲラード」

ゲラード「ロ…ウ」

ロウ「さあ◯せ」

 

ロウの表情を見たキング「…何がおかしい」

自分の言葉にハッとするキング

 

◯者の都の時のことがよぎる…

 

バンの表情を見たキング「…何がおかしい?虚勢を張るなよ、本当は悔しいんだろう?」

バンの胸を霊槍で貫いたキング

エレイン「…バンはあなたが私の兄だとわかったから あえて挑発し、その槍を受けたのよ…」

 

寸前のところで霊槍を止めたキング「ぐ… …くっ …いいや…オイラはキミを◯さない」

しかし…

顔を上げたキングの目に飛び込んできた光景は…

 

上半身を吹っ飛ばされたロウの姿…

キング「な… …え?」

キングの後ろには…

 

憎しみの表情で霊槍を放ったグロキシニアの姿…

キング「う…わああああああああ」

 

元の世界に戻ったキング「ああ…あ…あれ?ここはたしか…も…元に戻…ってる?」

グロキシニア「あれがキミの選択なんスね」

キング「グロキシニア様…今のは一体…!!」

 

グロキシニア「見たままっスよ あたしは自分を抑えきれずロウを◯した

怒りと憎しみは彼を◯しても収まらず 全ての人間と、妹を守れなかった〈光の聖痕〉に向かい

…気が付けばいつの間にか〈十戒〉として戦っていたんス…

ゲラードが生きていたとも知らず…いいや、確かめもせずにね …最低の兄貴っス」

キング「いや!最低の兄貴ってことならオイラは負けてませんよ!!」

グロキシニア「そこ…張り合うところスか? じゃあ…キミはなぜロウを◯さなかったんスか?」

キング「本当に悪なんて そう在るものじゃないでしょう?

少なくとも 今まで戦ってきた相手はそれぞれに事情を抱えていました…

オイラにとってはクズみたいな男でも、妹にとってはかけがえのない存在なんです… …それはあなたも同じでしょう…?

もしかしたらロウだってゲラードにとっては…そんなことを考えたら…◯せなかった」

グロキシニア「…そんな甘さじゃこの先の戦いが思いやられる…本当の悪だって実際いるんスよ」

 

キング「だからオイラは全身全霊で見極め、戦います 大切な存在(ひと)を守り抜くために」

グロキシニア「…合格っス」

キング「…ところでオイラが体験した経験は本物だったんですか?…それとも全て…幻…?」

グロキシニア「本物っスよ、幻ならば会話なんて成立するはずがない」

キング「そ…そっか」

グロキシニア「当然、向こうの世界で◯ねばこちらに残った肉体も◯ぬ…場合によっては試練に至る前に◯んでしまうこともあり得るわけっス」

キング「じゃあ…オイラが戻ってこれたのは試練で正しい選択をしたから…ですか?」

グロキシニア「正確には、あたしと違う選択をしたからっスよ 歴史というものはそう簡単にねじ曲げられるものじゃない

些細な変化ならいざ知らず…大きく運命を変えようとすれば 歴史を補正しようとする力が働いて、強制的に元の世界に戻される仕組みっス

…だからもし君があたしと同じ選択をしていたら…怒りの渦に呑まれて全く同じ道を歩み、二度と戻れなかった可能性もあるっス…

でもキミはあたしにできなかった道を選び、こうして戻ってきた…これはきっとキミに大きな成長をもたらすはずっス」

→次のページへ

最新記事を即お知らせ