【ネタバレ】七つの大罪 212 感想【注意】

第212話 贈り物

 

ゴウセル「魔神王に “無欲” の戒禁を与えられ五百年…俺は自由を奪われ…自ら作った人形ゴウセルを通してのみ、外の世界と接してきた

だがそれももう限界だ 俺はこの世に別れを告げる …その前に」

キングとディアンヌの前に姿を現す本体ゴウセル「ぜひキミたちと話がしたかった」

 

ディアンヌ「!!」

キング「キ…キミがもう1人の…いや

 

本物のゴウセル!?」

 

ゴウセル「ああ…俺もゴウセルだ …が、本物も偽物もない」

人形も同時に喋ってしまい…

人形との同調を切るゴウセル「…ややこしいな、”同調切断(シンクロオフ)”

…彼は牢獄にいた俺の目となり耳となり、手足となって戦い続けてくれた同志だ もう1人の俺に他ならない」

キング「待て!!その前に…そんなことより先に聞くことがある!!

…キミはさっき攻撃してきた時、門が完成するまでオイラ達を塔へ近づけさせるわけにはいかないと言った

隠しても無駄だぞ 今、恩寵の光で何が起きている!?」

ゴウセル「人間による反乱だ…隠すつもりなどないよ」

2人「…ま…まさか」

ゴウセル「 “光の聖痕(スティグマ)” に強い恨みを持っていたようだ 彼らは内部に潜入するために我々(魔神族)と

まさに命をかけた一芝居をうち、見事キミらの信頼を勝ち得た 彼らは目的のために魔神族を利用したんだ」

キング「ふざけるな!!お前こそ彼らを、自分が牢獄から脱出するための時間稼ぎに利用しただけだろう!!

お前の自由のためにどれだけの命を犠牲にするつもりだゴウセルー!!」

ゴウセル「俺の目的は自由の身となり…聖戦を終結させることだ」

ディアンヌ「…っ」

キング「!! お前と話すことはもう何もない!!ディアンヌ!!急ごう!!」

ディアンヌ「キングは先に行ってて!!…後で必ず追いつくから!!…ボクは少しだけ彼と話をしてみる」

キング「ディアンヌ…!」

ディアンヌ「ただの悪い人にも見えないし、ゴウセルのことももっと良く知っておきたいの あ、人形のね

 

大丈夫、ボクを信じて ね?」

笑顔でそう言うディアンヌ

キング「…絶対油断しないで」

恩寵の光へと飛んでいくキング

ディアンヌ「キングも気をつけてねー!!」

 

ゴウセル「彼はキミの恋人かな?」

ディアンヌ「!!へ!?ボ…ボボボクとキングが!?」

ゴウセル「まるで永い時を共に過ごしてきたような信頼関係だ…」

髪の毛先をいじって照れている?様子のディアンヌ「ボ…ボクたちそんなんじゃ…そうなのかなぁ?」

ゴウセル「俺の戒禁にかからないのが何よりの証拠だ

キミらはきっと互いを求めあっているではなく、与えあっているんだろう…羨ましいよ

…全ての種族がキミらのように仲睦まじければ 聖戦など起きもしないだろうに」

ディアンヌ「…ねぇゴウセル さっきのキミの話だけど…ほ…本当に聖戦を終わらせるなんてことができるの?」

ゴウセル「可能だ 俺の考えが正しければ、聖戦を確実に終わらせることができるはず

ディアンヌ…未来で聖戦はまだ続いているのかい…?」

ディアンヌ「ううん…終わってるよ、三千年前に…あ!ここが三千年前ならもうすぐ…ってこと?」

ゴウセル「フム…少し安心したよ どうやら俺の◯は無駄にはならんようだ」

ディアンヌ「え…待って?◯ぬって?何する気?キミがいなくなったら人形のゴウセルはどうなるの!?」

ゴウセル「…そのことなんだが… “自我起動(オートアウェイク)” 」

人形ゴウセルの瞳に生気が戻る…

本体ゴウセル「おはようゴウセル」

人形ゴウセル「…おはようゴウセル」

本体ゴウセル「寝起きに突然の話ですまないが、よく聞いてくれ

今からお前はたった1人、自分自身の意志で生きていかねばならない」

人形ゴウセル「…」

人形の頬に手をやる本体「知能は私並みとはいえ、感情面は赤子も同然 本当は俺から色々教えてやりたかったよ」

ディアンヌ「…!」

 

涙を流す人形ゴウセル「…ボクを 置いていかないで…」

ディアンヌ「に…人形が泣いてる!?あっ、ごめんなさい」

人形ゴウセル「…ボクは人形…ボクが人形…だから…置いてくの?」

本体ゴウセル「…違うよ それにお前はただの人形じゃない…よく聞くんだ

お前の胸には俺がありったけの “心の魔法” を詰めた心臓が入っている

 

これは 俺からお前への最初で最後の贈り物だ」

人形ゴウセル「ボクの 心…」

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