【ネタバレ】マギ 267 感想【注意】

決戦前夜

ガシッ

アリババ「捕まえたぞジュダル!!お前の今日の飯だ!!」

植物「ピギーッ!」

冒頭はアリババが逃げる植物?を捕まえ そして焚き火を囲んでいる二人の描写から

 

ジュダル「うわぁ!!このキメ~植物もう食いたくね~よ~!!そもそも植物かよコレ?」

アリババ「情けないやつだな いつもの威勢はどうしちまったんだ?」

 

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ジュダル「仕方ねーだろ、ルフのせいで魔法が弱くなってるんだから」

「アリババァ、おまえにゃ見えねーだろうがよ、この妙な世界に飛んでるルフはなぁ…」

 

「全部、黒いルフなんだぜ!」

アリババ「….」

しばし目を合わせる?二人

 

またジュダル曰く どうやらその黒いルフがどうしたことか自分にルフを送って来てくれないために魔法が弱くなっているのだとのこと

アリババ「…..ああ、そうだな」

ジュダル「(..?なんだこいつ驚かねーでやんの..まるで前から知ってたみたいだぜ)」

「(やっぱムカつくヤローだぜアリババってのはよ..俺が魔法が使えたら即効でぶっ○してるところなのによぉ..!!)」

が どうやらそれを全て口に出してしまっていた様子のジュダル

アリババ「オイ、聞こえてるぞジュダル(汗)」

ジュダル「あ~今ごろ白龍たちは思う存分戦争してるんだろうな~俺も早く帰りて~っ!」

 

そして場面は華南平原西端に陣を張る煌帝国西軍の本陣へ

その本営の天幕の中には紅明紅覇紅玉を始めとする主だった将達が集まっている様子

また西軍の指揮は今回総大将を務める紅明がとるのだという

紅明「こたびの作戦指揮は 私が執ります」

 

将達「(紅炎様が指揮をとられるのではないのか!?)」

紅明「ー紅炎”陛下”はバルバッドの地で即位された 御身はバルバッドにあり、北方西方戦線を含めた全てのご指揮をおとりになる」

少し驚きを見せている将達に紅明がそう告げたあとまずは両軍の支配地域を地図上示しながら確認していく

が その支配地域の広さも ひと目でその差は歴然といったようす

将達「フハっ…圧倒的優勢ですな!我軍は!」

表情を緩ませる将達とそれを憮然といった表情で見つめる紅覇

 

そしてそのまま続く紅明の説明によれば現在の兵力は8対2であり 白龍側がおさえているのは帝都の残存守備兵力と周辺の僅かな郡のみ またやはり東軍には金属器使いが一人であるのに対し西軍は7つの金属器と5人の金属器使いをようするという

将達「勝った!!!、いや、勝ったも同然!!」

「まったく、白龍皇子も無謀で愚かな謀反を企てたものだな!!」ハハハ..

先程までよりもさらに表情が緩み 遂には将達は高笑いをあげはじめてしまう将達

 

紅覇「ーもし、僕達が負けたら?」

将達「..!」

紅玉「紅覇お兄さま…」

 

もし負けたらどうなるかわかっているのか? そう続ける紅覇のその言葉に一斉に注目、静まり返ってしまう将達

紅覇「ーこれは皇位争奪戦争なんだ負けた方が歴史の謀反人になるんだ もし、僕達が負ければ…」

「陛下は反乱軍の首謀者として処けいされる 僕達も、お前達も、お前達の部下も、家族も、みんな○されるんだぞ」

神妙な面持ちになる将達「…..」

紅覇「それだけじゃない 煌の内部ですら殆どが白龍に従う意志がないのに、占領国の者達の心はいかばかりか

もし、陛下がお倒れになり白龍が皇帝になれば…」

「白徳大帝が築き、お前達が守ってきたこの天下の泰平は一気に崩れ、あの、天下の民の多くをしに至らしめた

戦乱の時代に逆戻りするんだぞ!!それでもいいのか!!!!」

 

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そしてその言葉と同時に将達の表情はまたさらに決意や闘志がこもったようなものへと一気に変化していく

 

さらには それに続いてほんのすこし間をおいた後に その通りですと口をひらいていく紅明

将達「紅明さま…」

紅明「ーこれは内戦です 他所から見れば大義のない無駄な戦いに見える事でしょうー」

将達「…..」

 

紅明「しかし、我々は勝たねばならない」

「後の世に、お前達の子供の世代に、戦の火を残さないために」

「戦は我々の世代で終わらせる そしてこれが大きな戦争だ」

「どうか、勝利をー」

 

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一同「我らに勝利を!!!!!」

その 一丸となって力強い眼差しを見せるみなの姿に 紅覇もようやくその表情をすこし緩ませている

青秀「それで紅明様、勝利とは、俺達いったいどこまでやりゃいんですか?」

 

厳しい目つきへと変化する紅明

紅明「無論、白龍のクビを討つまで。」

 

そしてその間には華南平原東部に本陣を構える東軍の様子

ザガンやベリアルにより異様な雰囲気を放つ兵士たち 気迫と覚悟を感じさせるような青龍と黒彪 静かに佇みながらも鋭い視線をみせている白龍 を挟んだ後 再び場面は出陣の準備を整える西軍の方へと

忠雲「ーやはり青龍・黒彪の両将軍がくだったようです 白徳大帝のち筋に忠義を誓ったということでしょうか..」

「さらにはザガン・ベリアルで強化された兵士たちはすさまじい強さだとか…」

「…しかし、こちらにはダンジョン生物の軍団もおります …勝てますよね?俺たち…」

天幕の外で会話をする二人

紅明「(そしてアラジン殿が言っていた白龍側の援軍とは、やはりあの…)」

「ーそれでも勝つのは、我々です」

 

また、ひとり天幕の中で緊張に胸をならしている紅玉の方も 自分の心の準備を整えようとしている様子

紅玉「わたくしがやらなくては..わたくしがやらなくては…」ドキドキ..

「将軍になるって決めたじゃない こんなに大勢の兵達の命を預かって…」

「この人達が生きて帰って家族と幸せに暮らせるか、そして国の人達が平和に生きられるかはわたくし達の手にかかっているのよ…」

また その周囲では家族たちと出陣前の言葉をかわす兵士たちの姿も描かれる

紅玉「ーだからやるわ、わたくし」

「みんなを守るためにこの力を使おうって、お友達と約束したもの 見ていてね」

背景には笑顔でアリババと言葉をかわしたあの時の描写

そして 視線をあげる紅玉

 

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『そして、決戦の日がやって来た。』

次回、マギ第268話へ

 

※以下感想です※

今回は決戦の前の箸休め回..というか文字通りの準備回..といった印象でしたが それでも久しぶりに紅明や紅覇、紅玉の内面が伺えるような描写はやはりちょっと嬉しかったです

やはり?というか前線には紅炎は不在 といったなか それでも圧倒的優勢な状況を前に気持ちにやや隙も見える将達に 厳しい表情で今戦いの意義を語りつつ発破をかける紅覇 ここは流石に歴戦の将?達であろうはずの者達が決戦を前にこんなことも..? と少しだけ感じてしまう部分もありましたが かねてから日陰者達の王 と評されてきた彼の王としての器 これがまたさらにそれ以外の者たちへも届こうとしているのでは…と考えてみると なんだかその成長ぶり?に少し感慨深いものもあるな..と感じてしまいました

またそれと同じように感じてしまったのがこちらも初登場時のインパクトが個人的にかなり強かった紅玉 バルバッドでの登場最初期などはとんでもない女の子だなぁ..と感じるばかりの彼女でしたが シンドリア以降一気にその女の子らしい可愛らしいところも披露 バトルの際のギラついた雰囲気とのギャップがこれまた魅力だなとも感じさせるキャラとなってくれておりました そんな彼女にも今回 決戦を目前にアリババとの約束もしっかり己の支えにしているのだなぁと感じさせる場面もあり こちらも中々感慨深かかったです それに これは以前から彼らが主張してきたこととはいえ、勿論戦争のための大義名分、建前的なものが大きそうではありますが紅覇紅明紅玉 この三人の口から揃って数多くの部下や国民 平和の為、という言葉が出てきたこともなんだか印象的でした

しかし それに相対するはかつて「世界は一つ そんなものは無理だ」「あいつ(紅炎)のきれい事は矛盾してる ただの侵略」「恨みは消えない 恨んだ相手を消すしかない」と言ってのけた白龍 そしてなによりも自分自身の怒りの為、にたちあがった白龍 ですから、白龍側もある程度の大義名分をたてているとはいえ このある意味どこまでも正直な、綺麗事を全否定、綺麗事をほざくなと言わんばかりの男との色んな意味での戦いはどんなものになってしまうのか..と非常に見ものだなと楽しみにしております..  ただもしかしたらこの準備段階から紅炎側からももっとドロドロした..というかそういったものが見れるものかもと思っていましたので ひょっとするとこのまま 開戦してしまえばそれこそ問答無用のクビの取り合い終始..、そういった描写もそこまで無いままひたすら決着へ..、との可能性も高そうだなと考えると このまま紅炎側からはそれこそなにかおためごかし的な物言いが出るだけでこの戦いも終わってしまうのかも…?と若干の心配も持ったままでいます.. それに漁夫の利を狙うかのような他勢力の動きもほぼ確実なだけに この先の事態は一体どう動いていくんでしょうか..

また 今戦いにおいては自らは指揮をとらないという紅炎についても その戦力差は8対2  傍目から見ても圧倒的優勢に見えるこの現状では 確かにわざわざ皇帝自ら出張っていかなくて当然…だとは思いますが それでも本陣すらはいっていないというのはどうなのか フリーにしておくため..というのもあるやも知れませんが やっぱりここまでくれば白龍と紅炎の直接対決も..と期待していただけに今後の紅炎の動きもちょっと気になってきたというところです まあ実際ここまでの戦力差があってしまっては流石にあの援軍達や別の隠し玉などがあったとしても、白龍陣営にとってはかなり厳しいはずですし なのでここはまさかの陽動作戦からの白龍自ら紅炎を強襲…などの大胆な作戦があったりしても面白そうではと思っています でも本当にそうなってしまうとすればバルバッドへの被害も当然予想されますしこれまたアリババと白龍の因縁がさらに深まってしまう…ということにもなりそうですが..それもまた別個でおはなしが面白くなってくるのでは..と それにその場合には 紅炎とバルバッドへと迫る白龍達の目の前に颯爽と登場するアリババ..というのが 以前マグノシュタットでアラジンの危機に駆けつけた時と同様、かなり画的にもいい描かれそう..?とも思いますのでこれは結構見てみたいなと思います..

何れにせよ これでアリババとジュダルの帰還の冒険同様 こちら側もかなりの重要な局面に入ってきたんじゃないでしょうか.. また残るは主に おそらく多大な精神的ダメージからの復帰が気になってしまうアラジン そして白瑛、動きを見せてきそうなシンドバッド達やその他の勢力..?といったところでしょうが これらはこの先どういう描かれかたをしていくのか.. 気になる局面が同時進行?し描写のされ方や尺の取られ方等心配な部分もちょこちょこありますが、物語もおそらくかなりの終盤?ですし、そこは是非、先生の腕の方に期待させてもらいたいです