【ネタバレ】マギ 260 感想【注意】

究極の力魔法

ジュダル「力比べか?いいぜアラジン 俺はお前に勝つ!」

アラジンのゾルフ・アッシャーラをその身に受けそしてその直後の砂の巨人の一撃で空高く吹き飛ばされるジュダル

しかしなんとか地上へと戻ろうと自らの魔力を逆噴射させ地上へ近づこう試みる

だがやがて体にかなりこたえるのか顔には大量の汗が吹き出しはじめてしまう

そんなジュダルを静かに見据えるアラジン

 

ジュダル「ー!!」

「おっと!!!少しも気が抜けねーな!」

魔力の逆噴射で少しづつ地上へと近づいていくジュダル しかし少しでも魔力の噴射を弱めたかと思うと 途端に空へと吹き飛ばされていってしまう

次第にこの魔法はなにかおかしいと気づき始めるジュダル

「(ー魔法の威力には”波”があるはずだ どんなマギでも生身の人間である以上体力の減少、それによって微妙にブレるはずのマゴイの放出量 それがこの魔法には全くねえ!)」

更に懸命に魔力を絞り出していくジュダル そしてそれをただ静かに見つめるアラジン

やがて やはり体への負担が大きいのか 次第にジュダルの体にはちが滲んでいく

ジュダル「アラジン…俺に何をしやがった…!!?」

「!?ー」

突如ジュダルの腕に巻きつき体を引っ張るザガンの植物 どうやら白龍がジュダルを助けようとしている様子

余計なことをするな とそれを拒否するジュダル

白龍「うるさい!俺に従え!!この魔法は何かおかしい!!”絶縁結界”をはれ!!!」

白龍においてもやはり体力の限界が近いのか辛そうな表情を浮かべながらもジュダルへと声をかけている

それに従い絶縁結界を試みようとするジュダル

 

ジュダル「…でもよぉ…」

しかし 杖からの逆噴射を止めた途端やはりものすごい勢いで空へと吹き飛ばされてしまう

「!! やっぱ、そんなの張ってる余裕はねーよな!!!」

そして気づけばジュダルの体は更に遥か上空へと到達する

「オイオイまじかよ!!」

「(まだ押し出す気かよ!?どんどん離される!!)」

「…..!!」

やがて いくらかの時間がたったのか 一体いつまで続けるんだと少しずつ焦りをつのらせ始めてしまう

「(ーいやいや、落ち着けよ!!どんなマギの体力も無限じゃねぇ!!

あのチビもいつかは必ず体力がつきて…魔法が使えなくなって…そしたら…そしたら…)」

 

ハッ…と表情をかえるジュダル

「(…あれ? 俺だって…魔力がつきたらどうなるんだろう?こんなところで…ボルグも切れて…一人で…..)」

 

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気づけばジュダルの周りは暗黒の宇宙空間へ

 

 

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言葉を失うジュダル

 

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ジュダル「くそ….いやだな……こんな終わり方は…………………..」

 

白龍「(戻ってこない!?たかが砂の巨人の一撃で、なぜ….!?)」

場面は地上のアラジン達へ

空へと消えてしまい一向に戻ってくる気配のないジュダルを心配するようにして上を見上げている白龍 そんな白龍へと声をかけるアラジンは「ジュダルくんはもう帰って来られないよ」と口をひらく

白龍「!? アラジン殿….!?」

 

アラジン曰くゾルフ・アッシャーラ(推力固定衝)とは力を固着させる魔法なのであり最初の砂の巨人のパンチはただの推進力だった

そしてアラジンはその一度生じた力をそのむきのまま その勢いのままで永遠に固着させてしまったのだという

アラジン「ーどんな障害物にあたっても、どんなに粉々な破片になっても、永遠に突き進み続ける 世界の果てまで….」

白龍「…….では…..?」

 

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アラジン「……..ジュダルくんは、もう二度とこの星に戻ってこられない」

 

互いに少し俯くようにして沈黙に包まれる二人

白龍「….そんな…ばかげた魔法が…….」

 

「ーそうだとしても、俺がお前に魔法をやめさせるだけだ!」

しかし それは無理だよとこたえるアラジン

アラジン「あの魔法は消せないんだ 世界の力の法則を書き換える技、一度放ったらもう僕にもどうにも出来ないんだよ…..」

白龍「! ………….うそをつくな、こいつ…..!」

一瞬顔を歪ませるアラジン

 

アラジン「僕には…この魔法しかなかったんだよ…….!!」

 

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アラジンのその言葉に白龍は体を震わせはじめるが やがてがっくりと肩を落としてしまう

すぐそばに倒れているアリババをゆするアラジン「アリババくん、ねぇ、アリババくん?」

やるせないような表情で頭を抱えている白龍「無駄ですよ ”そっち”も………..」

アラジン「……….」

 

 

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アラジンは力のない表情で一瞬白龍の顔を見つめ そしてがっくりと脱力してしまう

次回、マギ第261話へ

 

※以下感想です※

あわれジュダルは宇宙の彼方へ…. でもそれでも、やっぱりどうにかして帰ってくるんでしょうか…

前回 最後の引きでアラジンが言っていたセリフやら ゾルフ・アッシャーラ(推力固定衝)という名前などから考えて大方の読者の皆さんが予想したのではないかと思いますが やはりジュダルはアラジンの魔法により独り宇宙の彼方へと飛び立つこととなってしまいました… いや 本当にこれでジュダルが究極生命体だったりしたならばとりあえずは考えるのをやめるだけですむので最悪死んだりすることは無いんでしょうが…. どうやらマギ的には流石にボルグが無くなってしまえば一巻の終わりのようですし それももうジュダルは体や魔力の限界がきていたようで既に時間の問題のようでしたし… とにかく ジュダルのあの最後のセリフにはけっこうクるものがありました…

私的には なんだか自然と「独りぼっちは、寂しいもんな……。」と声をかけたくなってしまったそんなジュダルの最後です…

と、まあ ここまで何だかんだとは言ってはみましたがやっぱりそこは”マギ” この作品としてはやっぱり色んな意味でジュダルは外せないと思いますし これはやっぱりそのうちジュダルが力魔法やらを習得して地力で帰ってくるか もしくは何やらとんでもない力を身につけていきなり再登場してくるか そういったフラグなんだろうな~と思ったのが正直なところです

また前回まではあれだけ「ワルになった俺 もう色々と吹っ切れている俺」的な空気を出していた白龍でしたが 今回は ジュダルはもうこの星に帰ってこれないときいてガラリと表情を変えたり突然わなわなと震えたりと なんというか思わず素になってしまっている部分が多いなぁ… と感じるところが多かった印象です やっぱりあれだけ死ぬまで戦い続けるだのだれそれをを殺すだのなんだのとは言っても 結局腕や脚の一本ですませるつもりだったり相棒が宇宙にトバされるくらいでうろたえたりと 白龍はあまちゃんというかワルイやつにはなりきれない…という性分なんでしょうか でもそこが面倒くさくも青くさくも情けなくもあり でもそれでもそれが白龍のもつ魅力の一部なのではないかなぁ…と私は解釈しています

またそう考えていると どうせジュダルは帰ってきそうだし白龍も今更何言ってんだ…と思いつつも今回のお話 特にジュダルアラジン白龍、それぞれの細やかな表情の変化にはとても読み応えを感じることが出来ました やっぱりマギのキャラクター達が色んな表情がすごく豊かで とっても魅力的だなぁ..と改めて思います..

さあしかしザガンなんかでなんとかなりそうな自分の両脚のみならず 大事な相棒であり貴重な戦力でもあったジュダルを失ってしまった白龍 反乱をおこしてしまっただけでももうアレな状態ではありましたが一応とはいえ紅炎の陣営であるアリババをもその手にかけてしまった今 これはもう即刻紅炎らに捕まって処刑されてしまうんではないでしょうか…

出来ればその前にやはり白龍とあの紅炎とのバトル… とまではもうのぞめないでしょうがモルジアナ達や周辺のキャラ達も含め 今白龍と色々な面子が再会するとすれば一体どんな話をするのだろうか….とかなり気になっておりました 是非ちょっとだけでもそこは描かれて欲しいのですが… なんとか少しだけもお願いします

アリババには申し訳ないですが..今後は特にその点注目したいです…