最新35巻間もなく発売!!

【ネタバレ】キングダム 391 感想【注意】

喪失

冒頭 寄り添う紫伯と季歌

紫伯「・・・”紫伯”の名も ”火竜”の名もどうでもいい

お前と添い遂げるためならば 全てを捨ててかまわぬ

俺はお前がいればそれでいい・・・」

季歌「お兄さま・・・・」

 

再び魏軍本営本陣

「じ・・実の兄妹で結ばれていたと・・・」

霊凰「だったら面白いのだがな」

「?」

霊凰「フッ そんなに大した話ではない

一代前の紫伯は極普通の男で 位と財にものを言わせて多くの女を囲っていた

現紫伯こと紫詠はその中の一人の女の連れ子に過ぎなかった

そして紫季歌も同様に別の女の連れ子であった

共に流行病で母を亡くした二人はその存在が疎まれ

詠は「早く死ね」と言わんばかりに激戦地へ送られ続けた

季歌は屋敷でいじめに耐える日々だったそうだ」

「だが年月は流れ 子が生まれなかった前紫伯の後を結局詠が継ぎ

季歌もまた王都大梁に名を響かす美女へと成長した

 

前紫伯「ゼホッゼホォ・・結婚じゃとォ!?

兄妹でなにをほざくか!貴様らがコソコソとやっておった事はとうに知っておったが

結婚など許すものか汚らわしい!!」

紫伯「・・・しかし私と季歌は・・・」

前紫伯「だまれ許さぬといったら・・・許さぬっ ゼホォ・・おのれっおのれぇっ・・」

 

霊凰「ただの嫌がらせだ 二人についてはすでに周知であり文句が出るはずは無かった

赤の他人の詠が全てを持って行くことが元紫伯には我慢出来なかったのだ

紫詠も紫詠で短絡的 叶わぬなら”火竜”すらも捨てる覚悟だった

フフフ 全く理解に苦しむわ」

「だがそれほどに二人の結びつきは強かった」

 

季歌「・・・お兄さま・・・」

紫伯「心配するな 次の遠征から戻った時ー

お前を俺の妻にする 必ずだ」

季歌「・・・・無事に帰ってきてくださいねお兄さま」

紫伯「ああ」

 

しかしその遠征先にて季歌の婚礼の儀執り行われたとの報告をうける紫伯

紫伯「・・・・!?」

霊凰「・・・・・相手は?」

*「・・・・・火竜太呂慈様です」

「!!」

 

霊凰「よりによってあの太呂慈」

「太呂慈は”妻殺し”で有名な男だった」

 

太呂慈の前にひれ伏す季歌

太呂慈「噂がひとり歩きしておる

儂は妻を一人も殺しておらぬ

ただ不貞を働き”妻とは呼べぬ女”を十人ほど斬っただけだ

いや二十か・・・・」

緊張の面持ちの季歌

「不貞の定義はそれぞれ故 ここから少しづつ覚えてゆけばよい

それでは早速きさまに確かめておくことがある

兄紫伯との事だ」

表情をこわばらせる季歌

「よい 火竜の仲間に免じてこれまでの事は許す

故にこれからの事を誓え

身も心も一点の隙もなく 永劫にこの太呂慈だけを愛し続けると」

季歌「・・・・・」

 

霊凰「ククク つくづく融通の利かぬ兄妹よ」

 

季歌「ー・・・・」

「できません」

 

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「私が愛するのは これまでもこれからも紫詠ただ一人です」

 

ドン!!

 

季歌をその手にかける太呂慈

霊凰「それから奴がどれほど怒り狂ったかは想像に易かろう」

前紫伯の紫太もその手にかけた描写

「火竜三人を殺したその槍も凄まじかったが それでも奴の心の空洞は未だに埋まっておらぬ

奴には紫季歌が全てだった もはやあいつは

”心持たぬ”冷徹な槍ー故に一片の隙もない」

 

ドドドドド!!バギィッ!!

ドゴ!!

「賁様ァァ!!」

防戦一方の王賁

「い・・いや・・賁様は・・・ギリギリのところでなんとかかわしておられる!」

王賁「・・・しのげても反撃に回れぬ・・・

速さと重さのどちらも俺の上をいく・・・・」

血を流し息が息があがる王賁

「・・・だが何より・・奴の動きが”感覚的”に読みづらい・・・

・・・何かが今までの敵とは違う・・この違和感は・・・」

視線を合わせる両者

王賁「・・・・・・!?」

 

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「・・この男は・・・っ!・・・・」

ドッ!!

「賁様ァァ!!!」

 

中央隊を率いて退却中の番陽

番陽「くそっ!

・・やはり間に合わなかった!包囲がほぼ完成している

このまま力技で抜いたとしても・・・おそらく半数は失う・・・」

「ん?」

魏軍「ん?」

ドン!!

 

そこへ包囲の背後をつき関常の隊が敵をなぎ払いながら現れる

魏軍「えっ!?」

「ぐわっ!?」

「後ろからっ!?」

関常「退路確保を続けるより一度”作らせて”裏から崩すほうが楽なんでね」

 

「かっ・・・関常!!」

次回 キングダム第392話

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